人は自分のことしか考えていない
この本では、コミュニケーション、問題解決、目標実現について書かれているが、特に私が気になったのは、人とうまく関わるコミュニケーションの部分だ。
人によって、ものの見方が違うことに気付かずに、問題が起きた時に自分の視点からだけでしか見ることができないと、「自分は正しい。相手が間違っている。」と相手だけを悪く見てしまう。
相手を変えることは難しいのに、自分が正しいと思ってしまうと自分も変えられない。
これではコミュニケーションがうまくいかなくなって、ストレスがたまるばかりだ。
しかし、「自分の視点」「相手の視点」「中立の視点」という3つの視点を持つことができると、相手の考え方や気もちに気付いたり、中立的な視点で双方の関係性に気付くことができる。
人間関係は一方的な関係ではありません。相手の行動や言葉は、自分のコミュニケーションの成果です。
引用元:脳と言葉を上手に使う NLPの教科書(P.117)
人間関係に問題が起きると、相手に原因を求めてしまうけれど、相手の言動は自分にも原因があることに気付いた。
自分の視点だけでなく、自分以外の視点を持つことがとても重要なことだということがこの本で分かった。