今日はわたしが所属する草野球チームの練習日。とは言っても勤めている会社の有志で作った即席チームですけどね。
月に何度か市内のグラウンドを借りて練習をしています。練習に参加するのはせいぜい5~6人。目標は高いのですが、今のところ広いグラウンドがもったいない...そんな練習風景です。しかも、わたしはとある事情からベンチに座って練習を眺めるだけです。。
還暦野球
わがチームの練習は朝の9時から。わたしはその1時間くらい前に到着(理由は省略します...)。
今日の練習は長伏Bグラウンドです。ここは静岡県三島市にある施設でABCと3つのグラウンドがあります。Aグラウンドは球場ですが、硬式ボールを使用しての練習は一般には認められていません。
A球場を覗いてみると何やら試合が始まろうとしています。
せっかくなのでちょっと近くにいたユニフォームを着た人に声をかけてみました。
話を聞くと、なんとこの集まりは還暦野球といって選手全員が60歳以上なんだそうです。ぱっと見、ぜんぜんそんなふうに見えなかったのでかなりの衝撃です。しかも、、、これは『静岡県還暦軟式野球リーグ』という正式な大会。20チームによる総当たり戦とのことです。
これは驚きです。1日1試合毎週行ったとしても4~5ヶ月かかります。
使っているボールはB球です。中学野球と同じ大きさのボールを使っているようです。一般的な軟式野球ではA球を使用しますが、それよりも少し小さいB球を使っているようです。普通に考えると60歳以上の方にボールが小さいのはどうなのって思うでしょう。しかしボールが大きくなれば重くなり肩や肘に負担がかかるのです。高齢の方が楽しく野球をやるためですね。
スポーツマンに共通しているのは礼儀正しいということ
この日来ていたチームは4チーム。
長伏のA球場で試合が行われ、次に試合を待つ2チームはまずは観戦、自分たちの出番が近づくだいぶ前からゆっくりとウォーミングアップを始めます。試合前はやっぱり練習をしたいもの。ノックをしたり、ちょっとしたバッティング練習など。しかし練習するところがありません。
『グラウンドの隅の方を借りてもいいですか?』。目は真剣です。もちろんOKです。
次に試合を控えていた両チームとも同じことをわたしたちにお願いしてきました。
そしておじさんたちは『おはようございます』『こんにちは』『ありがとう』『ちょっと借りるね』と声を掛けてきました。
年上の方に向かって、礼儀正しいという表現はどうかと思いますが、本当にみなさんスポーツマンです。普通に考えれば当たり前かもしれませんが、なかなかできることではないですよね。
最後に...
この還暦野球はほのぼのと真剣勝負が混ざった心地よい感じがするものでした。
攻守交代のときこそ、(還暦と)言われてみれば(還暦)ですが、みなさん本当に元気でいい動きです。
この歳になっても元気に動き回る姿に、たくさんの元気をもらいました。
わたしがこのリーグに参加できる資格を得るまではあと20年近くあります。
20年後、どこかのチームで大好きな野球をすることができていたら、そんな幸せなことはない、そう思う瞬間でした。
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