2015年9月9日 今日の東電プレスリリース

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共用プール

・使用済燃料プール冷却浄化系運転中
・共用プール低電導度廃液受タンク水について、同タンクから集中廃棄物処理施設(高温焼却炉建屋)へ適宜移送を実施。

水処理設備および貯蔵設備 セシウム吸着装置を運転

・セシウム吸着装置運転中

福島第一原子力発電所の状況について(日報)|東京電力 平成27年9月9日

その他の項目に新規事項なし

・第二セシウム吸着装置(サリー)運転中
・淡水化装置 水バランスをみて断続運転中
・多核種除去設備(ALPS)停止中
・増設多核種除去設備ホット試験中
・高性能多核種除去設備ホット試験中
・モバイル型ストロンチウム除去装置停止中
・第二モバイル型ストロンチウム除去装置停止中
・RO濃縮水処理設備運転中

地下水バイパス 通算80回目の海洋排水を開始

※地下水バイパス一時貯留タンクグループ3の当社および第三者機関による分析結果[採取日8月27日]については同等の値であり、ともに運用目標値を満足していることを確認。9月9日午前10時3分より海洋への排水を開始。同日午前10時10分に漏えい等の異常がないことを確認。

福島第一原子力発電所の状況について(日報)|東京電力 平成27年9月9日

地下水バイパス 地下水バイパス揚水井分析結果(9月7日採取)地下水バイパス揚水井No.10のトリチウム濃度は高止まり。2,000ベクレル

 福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果|東京電力 平成27年9月9日
www.tepco.co.jp  
 福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(9月3日採取)|東京電力 平成27年9月9日
www.tepco.co.jp  

第三者機関(日本分析センター)の分析ではトリチウム濃度は2100Bq/L

H4,H6エリアタンク周辺観測孔(周辺排水路含む)の状況、タンクパトロール結果

◆最新のパトロール

9月8日のパトロールにおいて、タンクからの漏えいの兆候を早期に発見する目的で70μm線量当量率の測定を行っているが、堰床部に溜まっている雨水の影響により70μm線量当量率の測定を一部実施できないところを除き、新たな高線量当量率箇所(β線による70μm線量当量率)は確認されなかった。また、目視点検によりタンク全数に漏えい等がないこと(漏えい確認ができない堰内溜まり水内を除く)、汚染水タンク水位計による常時監視(警報監視)において異常がないことを確認。

福島第一原子力発電所の状況について(日報)|東京電力 平成27年9月9日

※ タンクに設置されている堰からの漏洩が発生しているのは冒頭記事の通り

H4エリア E-1の全ベータは46,000ベクレルに上昇

<最新のサンプリング実績>
前回採取した測定結果と比較して大きな変動は確認されていない。

福島第一原子力発電所の状況について(日報)|東京電力 平成27年9月9日

 福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果について (H4エリア周辺)|東京電力 平成27年9月9日
www.tepco.co.jp  

H4エリア周辺地下水【E-1】全ベータ濃度(単位:Bq/L)
採取日 8/31 9/1 9/3 9/4 9/5 9/6 9/7
E-1 42,000 41,000 44,000 41,000 34,000 25,000 46,000
浪江雨量(mm) 7.0 1.5 1.5 1.0 0.0 36.5 35.5

H6エリア G-1でトリチウム濃度が過去最高値に並ぶ高レベル。G-2も上昇

<最新のサンプリング実績>
前回採取した測定結果と比較して大きな変動は確認されていない。

福島第一原子力発電所の状況について(日報)|東京電力 平成27年9月9日

 福島第一原子力発電所構内H6エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果について (H6エリア周辺)|東京電力 平成27年9月9日
www.tepco.co.jp  

H6エリア周辺地下水【G-1】トリチウム濃度(単位:Bq/L)
採取日 8/30 8/31 9/1 9/3 9/4 9/5 9/6 9/7
G-1 1,500 400 560 300 330 1,900 3,300 3,400
浪江雨量(mm) 25.5 7.0 1.5 1.5 1.0 0.0 36.5 35.5

H6エリア周辺地下水【G-2】トリチウム濃度(単位:Bq/L)
採取日 8/30 8/31 9/1 9/3 9/4 9/5 9/6 9/7
G-2 280 270 160 750 1,600 2,600 800 5,700
浪江雨量(mm) 25.5 7.0 1.5 1.5 1.0 0.0 36.5 35.5

1~4号機タービン建屋東側 前日付の資料でのデータ上昇は「今回の上昇についても降雨による影響」。港湾内で過去最高値が検出されるものの「港湾内の分析結果については、有意な変動は確認されていない」

<最新のサンプリング実績>
9月7日に採取した1号機取水口(遮水壁前)、2号機取水口(遮水壁前)および1~4号機取水口内南側(遮水壁前)海水の分析結果において、セシウム134、セシウム137および全ベータの値が前回値より上昇しているが、過去の降雨の際に同程度まで値が上昇していることから、今回の上昇についても降雨による影響と考えている。 なお、港湾内の分析結果については、有意な変動は確認されていない。

福島第一原子力発電所の状況について(日報)|東京電力 平成27年9月9日

 福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果|東京電力 平成27年9月9日
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※ 以下の過去最高値は9月8日の当ページで既報

<過去最高値>1号機取水口(遮水壁前)
セシウム-134:22Bq/L(2015.09.07)
 これまでの過去最高値:17Bq/L(2015.08.28)
セシウム-137:82Bq/L(2015.09.07)
 これまでの過去最高値:62Bq/L(2015.08.28)

<過去最高値>2号機取水口(遮水壁前)
セシウム-134:25Bq/L(2015.09.07)
 これまでの過去最高値:16Bq/L(2015.08.28)
セシウム-137:110Bq/L(2015.09.07)
 これまでの過去最高値:60Bq/L(2015.08.28)

<過去最高値>1~4号機取水口内南側(遮水壁前)
セシウム-134:32Bq/L(2015.09.07)
 これまでの過去最高値:24Bq/L(2014.11.03)
セシウム-137:120Bq/L(2015.09.07)
 これまでの過去最高値:6Bq7/L(2015.07.30)

<過去最高値>港湾内南側
セシウム-137:8.5Bq/L(2015.09.07)
 これまでの過去最高値:7.8Bq(2013.10.17)

<過去最高値>港湾中央
セシウム-134:16Bq/L(2015.09.07)
 これまでの過去最高値:14.0Bq/L(2015.08.28)

地下貯水槽

<最新のサンプリング実績>
前回採取した測定結果と比較して大きな変動は確認されていない。

福島第一原子力発電所の状況について(日報)|東京電力 平成27年9月9日

1~3号機放水路

<最新のサンプリング実績>
前回採取した測定結果と比較して大きな変動は確認されていない。

福島第一原子力発電所の状況について(日報)|東京電力 平成27年9月9日

 福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果|東京電力 平成27年9月9日
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福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果|東京電力 平成27年9月9日
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果|東京電力 平成27年9月9日

K排水路の状況 発表資料に掲載の8月15日以降で3核種すべてが最高値を記録しているが、日報の記載は9月7日段階のまま

新規事項なし

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