1~3号機放水路
※1~3号機放水路については、1号機放水路上流側立坑において、セシウム137の濃度が上昇したことから定期的に水質調査を実施。
<最新のサンプリング実績>
5月13日に採取した2号機放水路立坑水の全ベータの値およびトリチウムの値が前回値と比較して大幅に高い濃度であることを確認。その後の分析結果は以下の通り。(既出)
【上流側】
5月18日採取 5月19日採取 5月20日採取
セシウム134: 110Bq/L 580Bq/L 400Bq/L
セシウム137: 310Bq/L 2,100Bq/L 1,500Bq/L
全ベータ : 45,000Bq/L 6,400Bq/L 6,000Bq/L
トリチウム: 1,700Bq/L 180Bq/L 分析中
上流側の分析結果は、全ベータ放射能およびセシウムは前回値と比較して有意な変動はない。トリチウム濃度は前回値1,700Bq/Lより180Bq/Lへ低下していることを確認。
【下流側】
5月16日採取 5月19日採取 5月20日採取
セシウム134: 88Bq/L 99Bq/L 81Bq/L
セシウム137: 400Bq/L 390Bq/L 250Bq/L
全ベータ : 510Bq/L 500Bq/L 370Bq/L
トリチウム: 150Bq/L 170Bq/L 分析中
下流側の分析結果は、前回値と比較して有意な変動はない。
引き続き、同立坑の監視強化を行うとともに、上昇原因について調査を実施する。
関連データ(東京電力以外のサイト)
以上、「福島第一原子力発電所の状況について(日報)」平成27年5月21日分の変更箇所を中心にピックアップしました。
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