コイン精米所はアトラクション?

いつもの精米所での精米を忘れてしまい・・・

みなさんは、精米所で「精米」をしたことがありますか?

自分は生まれてから30年以上、この精米なるものを1度もしたことがなかったのですが、かみさんの実家が田んぼでお米を作っていたため(今は他の人に田んぼを貸しているのですが)、結婚後わりと頻繁に精米所に行くようになりました。

精米とは「玄米を白米にする作業」のこと。

籾(もみ)から出した状態の玄米は糠(ぬか)がついていてで茶色い色をしています。

この玄米から茶色い糠の部分を削って白いお米にする作業を精米といいます。

千葉にある実家に帰りお米をいただいた際は、いつも実家近くのコイン精米所で精米をして帰るのですが、先日もらって帰るとき、うっかりして精米してくるのを忘れてしまいました。

「しまったー、やってしまったー。家の近くには精米所なんかなかったよなあ。うちには精米機ないし・・・。最寄りの精米所はどこにあるのかなあ・・・。」と調べてみたところ、家からわずか15分くらいの場所に精米所があるではありませんか。(結構頻繁に前を通るところ。全く気が付きませんでした・・・)

そんなわけで、精米所が大好きな娘を連れてその精米所へ向かいました!

ありましたありました!娘はすでに精米所に入っていて、早くしてよとせがみます。
まずは持ってきた玄米をこちらに流し込みます。いつも30Kgの米袋に入れてくるので、持ち上げるのに一苦労です。いつか、腰をやってしまいそう・・・。
空袋を精米後のお米の出口にセットします。
お金を入れて、どのくらい削るのかを選びます。本当はなるべく玄米に近いほうを選択したいのですが、子供たちが白米好きなのでいつも「白米」を選択です。徐々に玄米に近づけていってやろうっと。(なお、料金は千葉の実家近く精米所よりちょっとお高め・・・。次は忘れずに精米してこなければ。)
精米機が動き始めました。娘も固唾を飲んで見守ります。
出てきました。このお米の出口は足元のペダルを踏んでいる間だけ開いて米が出てくるのです。このペダルを踏んだり離したりするのが娘はとにかく大好き。慣れた感じで操ります。もしかしたら遊園地やゲームセンターで遊んでいる感覚なのかもしれません。
精米が終わった後は精米所のお掃除。この掃除機でこぼれたお米を吸い込みます。これは実家近くの精米所にはない機能。だからといって倍の金額は高いけど。

そんなわけで無事精米ができました。とりあえず近所に精米所があってよかった~。

自分も昔は田植えを手伝ったりしたのですが(トラクターもかけたりしました!)、今は義理の母も体力的にちょっとしんどくなってきたみたいで田んぼを他の人に貸しています。そのため、子供達に田植えを見せる機会もないのですが、やっぱり一通り体験させてあげたいとも思います。精米だけでは農家さんの苦労も分かりづらいし。

精米までの過程もいつか触れる機会を作っていきたいと思います。

ちなみに、精米所に行きたい娘が私を誘う時の身振り手振りを交えた「プレゼン」はなかなか面白いですよ。

「あのね、お米をざーっといれてぶわーってなってざーって出てくるところ行きたいの!」

もしかしたらお米が精米機の中でジェットコースターにでも乗っているように思っているのかもしれません・・・(笑)