『防災フェスタ in しみず2018』に行ってきました!

3月11日は東日本大震災が起こった日です。

2018年の今年は、JR清水駅みなと口広場で開催された、『防災フェスタ in しみず2018』に家族で行ってきました!

キャンドルで思いを届ける

早速見つけたのは、『みんなで灯そう 東北・熊本への思い』のブース。

紙をもらってメッセージを書きました。

残念ながら夜のキャンドルナイトまで参加することができなかったのですが、このメッセージが筒状になって、下記写真のようなキャンドルとなります。

今回は2,000本のキャンドルでリボンを作るそうです。

災害救助犬の訓練

次は災害救助犬の訓練の様子を見に行きました。

最初に訓練士の方より「訓練を受けてはおりますが動物です。食べ物が近くにあると、どうしてもそちらに意識がそちらに移ってしまうため、近くに持ってこないようお願いします。」とのアナウンスが。。。

いくら訓練を受けていても食欲には勝てないようです(笑)

見学をしていて意外だったのが、いろいろな犬種の救助犬がいることでした。

私の中では、ラブラドール・レトリーバーのような犬が集まるのかと思っていたのですが、どうやら犬種よりも性質や性格が向き不向きを左右するようです。

また、もう一つ意外だったのが、多くの女性(年齢も幅広い)が災害救助犬の訓練士として活躍されていたことです。

消火器訓練

消防のイベントなどで、子どももやらせてもらうことの多い消火器の訓練。何度も体験して、いざという時に動けるようになってほしいです。

手順は下記のように簡単です。

1.レバーを固定しているピンに指をかけます。(このとき、消火器を地面に置くと安定します)

2.ピンを垂直方向にスパッと抜き取ります。(ピンを抜いただけでは、 消火薬剤は出ないのでご安心ください)

3.ノズルを火元に向け、レバーを握ると消火薬剤が噴出します。(火は手前から掃くように消していくのがコツです)

引用元:消火器の使い方(モリタ宮田工業株式会社)

こちらのブースでは凧作りの体験もさせていただきました。

消防士さんに教えていただき、子ども達は凧作り。

制作の途中に地震のあった14時46分がきたので、手を止めてみんなで黙とうをしました。

防災食の展示

『Team Buddy(チームバディー)』さんでは、防災食についての展示がありました。

食の備蓄定期宅配サービスを行っており、3日分の非常食を半年に一度届けてくれるそうです。

その時に古くなった防災食は、日常食として食べます。

忘れてしまいがちな防災食の管理を、このように企業に任せてしまうというのも手だなぁと思いました。

災害時に障害のある方が困ることを知る

『cocore(ココワ)』さんでは、障がいのある人のアート作品を購入することができます。

早速子ども達が気に入った作品を選びます。

缶バッチやマグネット、小物入れなど、お気に入りの作品が見つかるかもしれません。

二人ともこのクマが気に入って色違いを購入

もう一つ展示物で気になったのが、災害時に障害のある方が困ることを書いたボードです。

急なパニックになったときに、一人になれる場所を確保して見守るなど、どういう対応をするとよいかが分かりやすく書かれていました。

その他のブースは。。。

〇津波の防潮堤模型実験

津波が来たときの波の様子を表した模型の実験がありました。

消波ブロックなどの模型があり、それらがどのような役割を果たすかを、子ども自身で実験しながら知ることができます。

1.そのまま波が来たとき
大きな波が家屋を襲います。

2.消波ブロックがあったとき
多少波の高さを抑えることができますが、家屋への被害は大きいです。

3.防波堤があるとき
津波によって大きく防波堤が動きます。

4.防波堤の前に消波ブロックがあるとき
津波の威力も抑えて防潮堤が動くことなく、家屋への被害がありませんでした。

津波を起こす息子

〇畳店の取り組み

畳を使ったワークショップのブースがありました。

災害時に避難所に畳を無料で届ける取り組みがあるということを、このパネルで初めて知りました。

確かに体育館で過ごすことになったとき、寝る場所だけでも畳があると、リラックスできるし、寝心地がいいと思います。

〇地震体験車

地震の揺れを体験することのできるブースがありました。

娘は最初「怖い」と言って嫌がっていましたが、「いつか来るかもしれない地震がどんな揺れか一緒に体験してみない?」と言ったところ、「やってみる」といい着席。

初の地震体験では、泣かずにのりきっていました。

防災フェスタに行って感じたこと

子どもが楽しく参加しながら学ぶことができるプログラムも多く、小学生2人組はかなり満喫をしていました。

消火器体験や地震体験車などは家庭内でできるものでもないので、こういうイベントで子ども達がたびたび経験することも必要だと思います。

私も知らなかった情報を入手できるので、本当に行ってよかった!!

何よりも、家族で被災地にメッセージを送ることで、東日本大震災や熊本地震などを思う機会ができたことに感謝です。