赤レンガ倉庫の隅っこに、駅のプラットホームと線路がひっそりと佇んでいます。
これは旧横浜港駅のプラットホームで、1911年(明治44年)に横浜税関内の荷扱所として使用されていたそうです。
そして1920年(大正9年)には横浜港駅となり、東京駅から汽船連絡列車も往来するようになっていたそうで、「岸壁列車」と呼ばれて人々に親しまれていました。
横浜港は、大正から昭和にかけて海外航海時代の日本の玄関として栄え、この旧横浜港駅のプラットホームが私たちに語り継いでくれているように感じます。
横浜港駅プラットホームを額縁にして、横浜ランドマークタワーやコスモクロック21の明かりを眺めた時、「過去」と「現在」が入り交じった不思議な感じがする夜景に出会えると思います。
赤レンガパークへ訪れた際は、少し寄り道してこの旧横浜港プラットホームからみなとみらいの夜景を眺めてみてはいかがでしょうか。
<撮影後記>
横浜港駅プラットホームはここからの構図が定番だと思います。また、撮影当日は週末ということもあり、ポケモンGOをやってる人が大勢いて、人が入らないように注意しながら撮影するのは本当に苦労しました。
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