体験から学ぶ Part20 ~昔の遊びをしよう!~

先日、娘が「あやとりを教えて。」と紐を持ってきました。

話を聞いていると、学校の生活の授業で「昔の遊びで遊ぼう!」というカリキュラムがあるのだそうです(前期の授業はけん玉を使って、「けん玉名人になろう!」というカリキュラムでした)。

自分たちが子供の頃は、今のようにインターネットやオンラインゲームがない時代だったので、折り紙やけん玉、あやとりなどで当たり前のように遊んでいました。

つい懐かしくなって、子供心に還って娘と一緒に昔遊びを楽しんでしまいました!

あやとり

そういえば自分が子供の頃はあやとりが大好きで、実はあやとり名人(自称)でした。

ですが、子供から「ほうきを教えて」とか「ゴムを教えて」と言われて、完全に記憶が無くなっていることに気がつきました。

今の世の中は便利なもので、Youtubeで分かりやすくやり方を教えてくれる動画があります。早速動画を見てみると、少し見ただけで「そうだった!そうだった!」と一気に記憶が蘇ってきました。ちょっとしたキッカケですが、30年以上前のことをちゃんと体が覚えていたのか、手が勝手にあやとりを始め、とても不思議な感覚でした。

無事あやとり名人に戻ることができ(?)、娘には30年以上前の技を伝授することができ、2人あやとりをしながら親子で楽しくコミュニケーションを取って遊ぶことができました。

あやとりは指先を使うことで脳を活性化させ、子供の成長にとって必要な記憶力・集中力・想像力を高めてくれます。

紙飛行機

そういえば自分が子供の頃は紙飛行機が大好きで・・・(略)。

紙飛行機と言えば、男子の定番遊びで、小学校の頃みんなでオリジナルの飛行機を作っては飛ばして遊んでいましたね!

この間、子供たちから「暇だから遊んで!」と言われた際に、紙飛行機で遊びました。折り方を少し変えるだけでまったく違った飛び方をするので、とても奥が深いいつまでも楽しめる遊びです。

とにかく子供たちの自由な発想に任せ、子供たちはトライアンドエラーで微妙に折り方を変えていきながら最終的に上手に飛ばせるようになっていました。

紙飛行機は的当てや飛距離を競争したり、ゲーム感覚で遊べるので、とても盛り上がります。

紙飛行機もまた、手先を使うことで子供にとって大切な集中力や想像力を伸ばしてくれます!

伝承される昔遊び

こういった昔ながらの遊びで今の時代でも無くならないものは、代々、直接人を介して思い出とともに伝承されていくという特徴があると思います。

親から子へ、おばあちゃんから孫へ、親戚のお姉ちゃんから、近所のお兄ちゃんから・・・コミュニケーションを通じて次の世代へ伝えられる伝承遊びです。

1人で遊べるものから、かくれんぼや鬼ごっこなどみんなで楽しめるもの、体を動かすもの、道具を使うもの、言葉遊びやわらべ歌など、日本には面白い伝承遊びがたくさんあります。

これからも伝承遊びを通じて、子供とのコミュニケーションを深めながら、次の世代へ日本の素晴らしい文化を伝えていきたいと思います。