――ところで小学生の頃、習い事はどんなことを?夏休みの思い出はありますか?
うちはお母さんがなんでも体験させてくれたのでバレエ、体操、ダンス、水泳、公文などを。中でもバレエは3歳から6年間続けました。体を動かすのが大好きでしたね。うちは4人きょうだいで2歳上の兄、私、2歳下の妹、7歳下の弟がいて母は二度離婚して、私たちをひとりで育ててくれました。母の手伝いをそれほど積極的にする4人ではなかったです。
――お母さんを中心に皆が仲良しですよね。では今の小学生に何かアドバイスをするとしたら?また、その子を育てる親世代へメッセージをお願いします。
大人のいうことは聞かない方がいい。やりたいことをやってほしい。小学生は何かやっても自分は責任を負わなくていい。もちろんその中でもダメと言われることがあるかもしれませんが、金銭的にもすべてサポートがあって守られている立場は特権です。そして、子育てをする親の皆さんには、子どもの可能性を潰さないでほしい。金銭的にサポートできる範囲はあると思います。でも何かチャレンジしたい時、お金という前提以前に「それ無理だよ」と言うのは控えてほしい。まず子どもの希望を受けとめてほしいです。
編集後記
――ありがとうございました!コロナ禍で大学生活をスタート。そんな現実だけでも切ないのですが、「自分のやりたいことは今やるべき!」と休学を決め全国各地を奔走されている露木さん。環境活動というテーマはもちろん大切ですが、素敵なのは「誰かが敷いたレールに乗らず自分で選択する」という生き方。もっと多くの人へ想いのバトンを渡せますように!これからも応援しています。
2021年7月リモートによる取材・文/マザール あべみちこ
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このページは株式会社ジェーピーツーワンが運営する「子供の習い事.net 『シリーズこの人に聞く!第187回』」から転載しています。