コロナウイルスの感染がなかなかおさまらない中、わが子の通う保育園でも大幅な行事変更が発生しています。
最大のイベントの一つ、毎年9月に行われる「運動会」も残念ながら中止となりました。
例年多くの父兄や祖父母が我が子、兄弟、孫の雄姿をこの目に焼き付けるべく足を運ぶため、コロナウイルス感染の恐れがあったということがまず理由としてあると思いますが、それととともに毎年運動会を開催していた体育館自体も、コロナウイルスの影響で利用が難しい状況になってしまったのでした。
そんなわけで「まあしょうがないよね、でも最年長のクラスの子達は特にかわいそうですね。最後だし・・・」とみんなで話していたのですが、しばらくして園からお手紙が来て、そこには「保育園内で代替となる運動会を開催します!」という案内が書かれていたのでした。
※厳密には「運動会」とはちょっと違う名前での開催だったのですが、我が子は運動会と捉えていたので、ここでは運動会と書いていこうと思います。
開催期間は1週間!
運動会は毎年体育館を使って半日間で行われるのですが、今年は保育園内のホールで行うということ。しかも期間は1週間!お昼ご飯やお昼寝など外せないスケジュールはそのままに、その他の時間をできる限り使ってしかも普段より種目も多めにやるとのことです。
ただ、やはり見学は両親も含め不可。先生と子供達だけでの開催です。また応援の人数も調整をするようで、例えば一番上の学年の種目の応援は一つ下のクラスともう一つ下のクラス、など制限を設けるとのこと。
それでも子供たちは大喜びです。各学年ごとに(例えば太鼓を使った踊りや組体操など)毎年必ず取り組む種目やダンスがあって「来年は自分達があれをやるんだ!」と1年間楽しみにしている子も多いので、やはり嬉しかったのだと思います。
そして、その運動会が今週行われたのですが、毎日我が子はルンルンで通い続けました。いつもは時間ギリギリになって急がせることも少なくないのですが、今週は気が付くと保育園に行く支度が終わっていて玄関で「パパー、まだー?」なんて言われる状態に。
なんて楽なんだ・・・、思わずにはいられない一週間でした(笑)
でもやっぱり来年は見たい!
この一週間は毎晩その日の運動会の話をしてくれたので夜が楽しみでした。明日からは子供と一緒に運動会ロスに陥ります・・。
最終日の金曜日には、最上級生の子が終わってしまった寂しさからか、諦めていた運動会がみんなとできた喜びからか涙を流していたようです(我が子もそれを見てもらい泣き)。きっと色々な感情があったと思います。
とにかく、開催できてよかった。苦しい状況の中運動会開催までこぎつけてくれた先生方にも感謝です。
1年足らずで世界をがらりと変えてしまったコロナウイルスが今後どうなっていくかはまだ誰も分かりません。当分は付き合っていくしかないのかもしれません。そしてそれは子供達も一緒です。
子供達が後で今の時期について振り返った時に、辛いこともあったけど楽しいことがそれ以上にあって忘れられない年になった、と思ってくれるようにどうにかまわりの大人たちが頑張らないといけないなあ、と思っています。
そして、来年は絶対に子供達を応援できるように、私ができるコロナウイルスの予防を続けていきますよ!