サッカー教室に通い始めた長女に学んでほしいこと

先月から4才の娘が「サッカーをやりたい!」というので習い始めました。

きっと、小学生の兄が習っているのを見て、ちょっとやってみたくなったのだと思います。
(名前入りのユニフォームがほしかったから、というのもあるかもしれません)

とはいっても、いきなりパスをつないだりシュートを打てるわけもなく、本当に「ボールに慣れる」ところからスタートです。

ボールをワンバウンドさせてみる、そのボールをキャッチしてみる、ゆっくりボールを蹴りながら進んでみる、など未就学児クラスの子どもたちにもできそうなレベルでの練習が続きます。

みんな一生懸命やるもののなかなかうまくいかず、それでも奮闘する姿は微笑ましいものがあります。

うちの子の「ファンタジーあふれる」練習態度

そんな可愛らしい練習風景が広がる中、最年少の我が娘はまさに「好き放題」して楽しんでます。

一応ゲーム形式(?)の練習があるのですが、全員が一つのボールに群がる中、一人グラウンドに落ちている棒切をひたすら拾いコーチに手渡したり(最初に拾って渡したときにお礼を言われたのが嬉しかったのでしょう)、グラウンドの真ん中に寝てみたり。

また、コーチがみんなにお話をするため輪になった時は、コーチ含めみんなが地面に座る中一人だけボールに座り、コーチと自分の頭の高さのどちらが高いか手をかざして比べてみたり、話しているコーチに後ろから突然覆いかぶさってみたり。

これが一人目の長男であれば都度自分も注意をしたかもしれませんが、二人目で且つコーチの優しさも知っている今となると特にその中に割って入ろうとまでは思わず、むしろ次にどんなファンタスティックな動きを披露してくれるのかワクワクしながら見ていたりします。(コーチ、すみません)

お兄さんお姉さんの優しさに感謝!

そんな娘ですが、まわりのお兄さんお姉さんはものすごく優しくしてくれるのです。

練習中に娘が極めて邪魔なところに突っ立っていたら「こっちだよ」と手を引いて連れて行ってくれたり、娘が一人だけボールを持っていない時は、近くの子が走って取りにいって娘の足元に置いてくれたり。

こういった光景を見るたびに一人幸せな気分に浸ってしまいます。

サッカーがうまくなる、体力がつくといったことももちろん大切ですが「周りの人を思いやる」姿勢をお兄さんお姉さんから教わることもとっても大事なことだと感じました。

我が娘もその子達のような優しいお姉さんになってほしい。


ちなみに、こういったシーンを見るたびにとばっちりを受けるのがうちの長男。サッカー教室のたびに「うちのお兄ちゃんもあんな感じで妹に優しくしてほしいなあ」と両親から言われるのですからバツが悪そう。

お兄ちゃん、頑張ってよ!

サッカースクールとは別の日にフィールドで遊んでいる様子です。30分ほどひたすら鬼ごっこを続けさせられたりします・・・。