ここ数年、予定の有無にかかわらず何故か休日に早起きをしてしまいます。(思い返してみれば、子どものころもよく早起きをしていたような気が…)
朝5時半ごろに一度目が覚め、そのまま起きてしまうか、少し寝て遅くても6時台には起きてしまいます。その後、予定がない日は散歩をしたりテレビを見たりと特に日課があるわけではなく、ダラダラと過ごすことも多いです。
そんな休日の早朝でしたが、最近新たに始めたことがあります。
それは…坐禅です。
近年、坐禅がブームになっています。
坐禅をすることで、
「集中力を高めたい」
「自分と向き合いたい」
「不安や悩みを解消したい」
などに効果があるということから、社会人や学生など幅広い層に人気が高まっています。宗教の枠を超えて海外の起業家が取り組んでいたり、企業の研修にも盛り込まれたりもしているそうです。
きっかけは…
自分の場合、始めた理由はこれらのような“心のトレーニング”的なものではありませんでした。きっかけは禅文化の象徴でもある枯山水庭園。あくまでも見た目から入りました。
枯山水は水のない庭のことで、池や遣水などの水を用いずに石や砂などにより山水の風景を表現する庭園様式。例えば白砂や小石を敷いて水面に見立てることが多く、橋が架かっていればその下は水である。石の表面の模様で水の流れを表現することもある。
京都の禅寺に数多く見られる様式なのですが、単純に庭の美しさから関心を持ち始めました。庭の抽象的な表現だったり、侘び寂びと言われる禅の思想を取り入れた様子(シンプルで飽きがこない)など知っていくほどその魅力を感じ、「禅」を少しでも理解できるようにという考えから坐禅をしてみたいと思ったのです。
坐禅会に参加するまで
坐禅会は禅寺(臨済宗または曹洞宗がほとんど)で行われています。ホームページを開設しているお寺も増えてきているので、インターネットで「坐禅会 〇〇(住んでいる地名)」と検索すればいくつか出てくると思います。
自分が体験した際の参加までの流れは以下の通りです。
1. インターネットで検索し、気になったお寺のホームページをチェック
2. 坐禅会の案内があるページを確認し、実施している曜日、時間を確認
(毎週もあれば月1開催のお寺もある)
(基本的には早朝に行うものだが、社会人向けに平日の夜に開催しているお寺もある)
(地域の行事やお寺の都合によって、開催しない場合もあるため注意)
3. 開催有無を電話で確認
(SNSやホームページ上に都度発信しているお寺もあるが、そうでない場合で電話確認がおすすめ)
4. できれば電話の際に当日の流れや集合場所もきちんと確認しておく
(宗派やお寺によっても作法が異なったり、会場がわかりづらい場合もあったりするため)
5. 特に持ち物はないが、動きやすい服装で!そして、当たり前ではあるが時間厳守が鉄則
次回は参加時のレポートを書いてみたいと思います。