Googleラーメン・2019年5月

手持ちのラーメン写真でGoogle画像検索するGoogleラーメンは更新が久しぶりとなってしまいました。もっとも、ターゲットは前回2月の更新時に決まっていました。

2月のGoogleラーメンは「一風堂」「一蘭」という超有名チェーン店。その次に狙っていたのは「チェーンではないけど見た目に共通点がある系列のラーメン」だったのです。

「系」の字でピンときた方もいらっしゃるでしょう。そう、今回のラーメンはこちらです。

総本山に敬意を表して

脂の浮いたとんこつ醬油のスープとほうれん草、太めの麺。今回は「家系」です。

1974年、横浜市磯子区杉田に開店し、その後横浜駅西口に移転した「吉村家(よしむらや)」から始まったこのラーメン。「直系」とされる店だけでなくこの店を源流とするラーメンを総称して「家系(いえけい)」と呼んでいます。

写真は沼津市にある「沼津家」さん。直系こそ名乗っていませんが、総本山である吉村家で修業したご主人が営んでいるお店です。

筆者はおよそ10年ぶりです。総本山の流れを直接くむラーメンですから「Googleがどう認識するか」という検証には適しているはず。

さあ、この写真でGoogleラーメンを実行してみましょう!

Googleさん、またしても木を見て森を見ず

結果はどうかと言いますと…

…「海苔」しか見てねえ!

確かに吉村家さんより海苔が目立つ盛りつけかも知れませんが、このどんぶりや太麺を見ても麺類とさえ認識してくれません。以前「大勝軒みしま」さんのラーメンが「鳴門巻き」と判定されたのと一緒ですね。

しかも韓国海苔。「類似の画像」もバラバラ。あと「gim」ってなんですかGoogle先生…。

出来が悪い子ほどかわいいと言うようにこのポンコツ具合が面白いんですけどね。もっともっとラーメンを勉強してもらわないといけないようです。