<最新のパトロール結果>
4月18日のパトロールにおいて新たな高線量当量率箇所(β線による70μm線量当量率)は確認されていない(一部実施できない場所を除く)。また、堰床部に雨水が溜まった箇所については、雨水による遮へい効果により引き続き線量当量率は低い状態となっている。また、目視点検によりタンク全数に漏えい等がないこと(漏えい確認ができない堰内溜まり水内を除く)、汚染水タンク水位計による水位監視(警報監視)においても異常がないことを確認。
◆H4エリア
<最新のサンプリング実績>
前回採取した測定結果と比較して大きな変動は確認されていない。
◆H6エリア
<最新のサンプリング実績>
前回採取した測定結果と比較して大きな変動は確認されていない。
1~4号機タービン建屋東側の状況
タービン建屋東側、海に近く地盤が低いエリアの状況。サンプリング結果を記載
<最新のサンプリング実績>
4月18日に初めて採取した1~4号機タービン建屋東側の地下水観測孔No.3-2の測定結果は以下のとおり。
<地下水観測孔No.3-2の測定結果:4月18日採取分>
・セシウム134:3.9 Bq/L
・セシウム137:11 Bq/L
・全ベータ:2,200 Bq/L
その他については、前回採取した測定結果と比較して大きな変動は確認されていない。
1~4号機サブドレン観測井の状況
1~4号機建屋に隣接した井戸(サブドレンピット)内の溜まり水から放射性物質が検出されたのを受けて、流入経路を確認するための観測井戸を設置し確認を行っている。
新規事項なし
地下貯水槽の状況
サンプリング結果について記載
<最新のサンプリング実績>
前回採取した測定結果と比較して大きな変動は確認されていない。
以上、「福島第一原子力発電所の状況について(日報)」平成26年4月19日分の変更箇所を中心にピックアップしました。
構成●井上良太