「アイランダー2012」 参加島のここに注目!(東日本)

能登半島先端に位置する輪島市の北方約50kmに位置し、標高約12m、周囲約5kmの「絶海の孤島」。中央部にある竜神池を中心にして2度の火山噴火のよって生成された島であるといわれています。能登半島国定公園に指定されており、優れた自然景観と貴重な動植物の保全に努めています。特に、国内有数の渡り鳥の寄留地として知られており、国内では、約590種の野鳥が確認されている中で、舳倉島では、361種の野鳥が確認されています。(アイランダー2012「舳倉島」より引用)

 僕もまだ行ったことは無いのですが、めちゃくちゃ興味をそそられるのが、この石川県の舳倉島。「へぐらじま」と読みます。 北陸以外に住む人々が、ふだん、石川県に行くことってどれくらいあるでしょうか。僕は大学のときに一人旅と卒業旅行で二度訪れた程度です。おそらく、普通に過ごしていても円が無く、まして能登半島の先(輪島市)まで進むことも滅多にあることではないはずです。

 舳倉島は、そんな能登半島の先から1日1往復の船で1時間30分。お察しの通り、気軽に行ける島ではありません。しかし、そのぶん海女漁の島、野鳥の楽園として恵まれた風土の恩恵を受けています。 中でも舳倉島名産の旨味塩は個人的に注目しています。塩を特産品としてPRする島は多いのですが、中でも名だたるシェフが絶賛しているのがこの舳倉島だとか。

 ・・・一度口にしてみたいんですよねぇ。アイランダーのブースには置いていてほしいですけど、どうでしょう。(関連動画)一流シェフが注目する舳倉島の調味料 ※ YouTube上の動画です。

新進気鋭!あいちの離島3島

【佐久島(西尾市)】:日本の原風景とアートに出会う島。三河湾最大の島で、「三河湾の黒真珠」とも称されています。島内には数々のアート作品が展示されています。【日間賀島(南知多町)】:たこの島・ふぐの島。海の幸が豊富で、「名古屋から一番近い島」とも称されるとともに、ドルフィンキッズプログラムを始め体験メニューも充実。

【篠島(南知多町】:しらす漁獲量日本一の島。日本の夕陽100選にも選定された「松島」の夕陽や伊勢神宮との深いつながりを感じる名所旧跡でも有名です。(アイランダー2012「あいち三島」より引用)

 今回のアイランダー関連の記事において、何度も名前を出して紹介しているのが、この“あいちの離島”3島(佐久島、日間賀島、篠島)です。 アイランダーは初登場ながら(厳密には10年ほど前に佐久島が単体で出ていたりします)、島で食すべき名品を引っ提げ、気合も十分。ここ最近は島おこしへの取り組みが活発です。

 ふつう、島々が近くに位置していると、島の特徴も似通ってくるもの。でもでもこの3島は風景も特産品も違うんです。いや、ツッコミを入れれば、同じ海で繋がっている以上、風景はともかく特産品が違ってくることはありませんが。ただ、そこをあえて島ごとに個性を立て、その味に磨きをかけている様子。 僕は先日佐久島の大あさり丼を食べましたが、あさりってあんなに美味しいものなんですね。今度は日間賀島のタコの干物を食べてみたい・・・。

 毎年離島振興プロジェクトを打ち立て、年々面白味が増している3島です。これからにも期待したいところです。(関連記事)今度は「あいちの離島うまいもんPR大作戦!」、愛知の島々が面白い!

(明日は西日本の島々を紹介!続きます・・・)