出島 - 海の幸と遺跡の島(宮城)

あわび、ホタテ、かき、ウニ

 石巻からさらに東へ進んだ女川町。その女川町の港からアクセスする小さな島。出島と書いて「いずしま」と呼ぶ島があります。海の幸に恵まれ、特にあわび、ホタテ、かきやウニなどの養殖業が盛んな島です。また、釣り場としても人気。海を隔てているものの、本土とは近いところでおよそ300mほどの距離と近いため、県内から釣り客がよく訪れています。 観光地として拓けた島ではないのですが、県内からはアクセスしやすく、気候も本土と比較してやや温暖なため、のんびり過ごすにはぴったりの島と言えるでしょう。

 そして、島のもうひとつの見どころは遺跡。縄文時代土器や石器が、いくつか発見されています。 島内には集落が2つ。北に出島地区、南に寺間地区があり、1本延びる県道で結ばれています。

 しかし、2011年03月に発生した東日本大震災で500人近い全島民が本土へ避難。漁港を中心に大きな被害を受けました。2012年現在、徐々に帰島は進んでいるものの、活気を取り戻すには時間を要しそうです。それでも集落の再建は島民の願いであり、ゆっくりですが、着実に復興へと進んでいます。  

出島の見どころ

島を遊ぶ

出島遺跡 (場所)

貝塚や石器類が出土した遺跡です。縄文時代より人々の生活が営まれていたことが確認されており、寺間地区にある出島開発総合センターで見ることが出来ます。

出島開発総合センター (場所)

出島遺跡にて出土した土器や石器などが展示されています。

白浜海水浴場 (場所)

島の北部にある海水浴場。透明度が高く静かな場所です。 

出島の情報あれこれ

【名 称】出島(いずしま)

【所在地】

宮城県牡鹿郡女川町(地図)

【面 積】2.68㎢

【周 囲】

14.0km

遊 び

海水浴、遺跡見学、釣り

食べる

あわび、ホタテ、かき、うに、いか、鮭

郷土料理

変わりモノ

沿岸部のリアス式海岸

お土産に

ホタテ、ウニ、銀鮭

マスコット

う た

島内のルール

― 

出島へのアクセス

1.東北自動車道利用

東京方面から

 

盛岡方面から

東北自動車道↓ 

東北自動車道

仙台南 I.C

 

古川 I.C

仙台南部道路↓ 25分

石巻別街道

(国道47号線~国道108号線)

↓ 60分

仙台若林 JCT

 

女川町

仙台東部道路↓ 25分

徒歩

↓ 

利府 JCT

 

女川港

三陸自動車道↓ 50分

↓ 20~35分

石巻河南 I.C 

出島

国道398号線

↓ 30分 

 

女川町 

 

徒歩

↓ 

 

女川港  

 

↓ 20~35分 

 

出島 

 

※ 自動車は周辺駐車場へ。

2.仙台駅から

仙台駅

 

仙台駅(高速バス使用) 

↓ 快速:1時間13分

↓ 2時間

石巻駅 

女川運動公園前

↓ 

徒歩↓ 10分

女川駅 

女川港

徒歩

↓ 10分 

↓ 20~35分

女川港 

出島

↓ 20~35分 

※高速バスは1日1便のみ。

フェリーとの接続もないため、町内で1泊する必要がある。

出島 

 

 

 

※現在、震災の影響で

「渡波~女川」間が不通。石巻駅から代行バス(JR、宮城交通)で

女川運動公園前へ。 

 

※ 仙台駅までは【空路】、【JR】、【バス】

(島プロフ一覧)