連日信じられない暑さが続きますが(倒れそうです・・・)、子供たちにとってはちょっと嬉しい出来事が。昨年、一昨年と実施されなかった学校でのプールの授業が今年は行われることとなり、先日早速入ったようです。
我が家の小学生二人ともに「すごい気持ちよかった~、ちょっと寒いけど(小学校のプールあるある?)」とテンションも上がっていて、いやいやよかったね!と思ったのでした。
が、よくよく聞いてみると私がイメージしていたものとはちょっと違うものでした。
月に1~2回!?
体育の授業で学年ごとに入るから、まあ週に2回位だったっけ?と勝手に想像していたのですが、子供たちが持ち帰ってきていたプリントを改めて見てちょっとびっくりしました。密を避けるためということで、学年ごとではなくて2クラスくらいずつ入る、ということになっていて、子供たちのクラス名はスケジュール表にそれぞれ1箇所しかないではないですか・・・。
もっとたくさん入れると勘違いした自分は、プールの授業が行われること自体を喜んでいる子供たちに対してちょっと申し訳ない気持ちになりました。本当ならばもっとたくさんプールを楽しめるはずなのに・・・と。(他のエリアでは今年もプールの授業自体がない、ということも聞いていますので、子供たちの学校で授業があること自体には感謝をしなければいけないのかもしれませんが・・・)
今月から訪日旅行客の受け入れも再開されましたし、徐々~に前に進んでいるようにも思えますが、進んでいると思ってもよく見ると「ほんのちょっとだけ」ということが少なくないように感じます。
子供たちが通っていた保育園にOBが集まってお話をする会も、今年も中止の連絡があり、その代わりに子供たちの現状(今一番楽しいこととか頑張っていることとか)がまとめられた冊子が送られてくるので、それで他の小学校へ進学したお友達の現状を把握するというものに。
再会を喜んで大はしゃぎする姿を想像すると、やはりずいぶん違うよなあと感じてしまいます。
この機会を自分たちで用意するだけではなくて・・・
夏場しかないと楽しみにしてきたプールも、年に一度の楽しみだった保育園でのお話の会も、たくさんのイベントの一つに過ぎないのかもしれませんが、子供たちにとってはすごく大切なことであることは間違いありません。
お友達との再会の機会も失えば失うほどどんどん疎遠になり、やがて会うこともなくなり、その絆も知らず知らずのうちに失われていってしまう。
先程徐々~に前に進んでる?なんてことを書きましたが、子供たちを取り巻く環境はほとんど変わっていないように感じます。
それはその機会を提供しない学校や保育園が悪いのではなくて、この状況にも「まあ仕方ないよね」とか「みんなおんなじだし」みたいな感覚でなんとなく日々を過ごしている私達にこそ原因があるのだと思います。
そのことをもっと自覚しないといけないですし、子供たちの貴重な体験の機会をこれ以上失わないように自分ができることをしていかなければいけません。
今年の夏はかつてないほど子供たちを連れ出して遊びたいと考えていますが、それだけでは問題は一切解決しないのは間違いありません。何をするべきなのか、考え続けないといけないと思います。