わが県でも各業種の店舗に休業要請が出ました。近所にあるお店も軒並みお休みということで、商店街近くに住んでいるとかえって寂しさが増すような気がしています。
顔なじみの飲食店もお休みです。「補償」については自治体によってけっこう差があるようですし、「個人事業主」「中小企業」とひと口に言っても身内だけでやっているのか、従業員を雇っているのか、建物は自己所有なのか賃貸なのかによって必要なお金の額はぜんぜん違います。
開けないと食材が無駄になるだけ、とりあえず店を開けとけば現金収入はあるかも知れない、でも実際に人出はほとんどなくなっている…とにかく「いつまで続くかわからない」この事態に遭遇して、ふだん大繁盛しているお店までが「閉店」の覚悟を口にしている現状は、衝撃的でさえあります。
もちろん困っているのは飲食店の方だけではありません。でも、いつも娘にも優しく声をかけてくれる近所の飲食店の方々の顔がどうしても頭に浮かんでしまいます。
ウイークエンドテイクアウター参上
ご存知の通り多くの飲食店では休業中にも「テイクアウトのみ営業」を始めています。
もともとテイクアウトをしていたお店はさらにメニューが充実したり、営業時間や曜日の都合、さらには「予算の都合」でこれまでいけなかったお店も、かなりリーズナブルな価格でテイクアウトメニューを提供してくれています。
微力ながら食べて支援になればいいですし、何よりも沈みがちな気分を少しでもアゲるために「家ごはんを楽しみたい!」。
えーいこうなったら週末の食事はぜんぶテイクアウトにしてしまえ!ということで、1カ月ほど前、私は勝手に「ウイークエンドテイクアウター(造語)」を襲名しました。
ママの休息としても
3月の休校に始まり、春休み、そして4月と娘は学校がお休み。日中は放課後デイサービスのお世話になっていますが、家にいる時間や寝ている時、娘はママにやたらと甘えています。なんなら「ママにめり込んでいる」時も(^_^;)
外で遊べないストレスとか、先週からテレワークになった私の雰囲気がいつもと違うのか、夜中はほぼ毎日起きるようになってしまいました。
夜中に目を覚ますと私を飛び越えてママへ体重35kgのダイブ。そのあと寝ながらママの指関節をグリグリ「いわす」そうで、寝不足のまま朝はお弁当作り。
ママの疲れも相当たまってきたので、週末の夕食はテイクアウトを使うことで休息してもらうことができます。
日頃の感謝
そりゃあ自炊するよりはお金かかりますけど、いいんです!
だって「ことしのゴールデンウイークはどこにもいかない。お金ぜんぜん使わない」からね!
障害を抱える娘の世話に忙殺される毎日でたまったストレスから解放してくれるのは、いつも近所の飲食店です。
せめてもの恩返しと家でも楽しいゴールデンウイークのために、しばらくテイクアウトを味わい尽くしたいと思います。レッツテイクアウト!
【追記】がんばれ新規オープン店
一生懸命準備を進めてきたであろう新規オープンがこの時期に重なってしまったお店の方はお気の毒としか言いようがありません。どうかここをなんとか乗り切って頑張ってください!