長男に原始時代ブームがやってきた!

今年で小学校1年生になる長男。

小さい頃から普通の男の子が欲しがるような、おもちゃや、ゲームなどには見向きもせず、果樹や野菜、キノコ、タケノコ、山菜などに興味を示していました。

読む本は絵本ではなく「図鑑」。最近は字が読めるようになってきましたが、小さい頃は、夜に毎日図鑑を読み聞かせて寝かしつけていました。

ちなみに好きなテレビはNHKの「野菜の時間」、「やまと尼寺精進日記」、「猫のしっぽカエルの手」などです(笑)毎週欠かさずTVに食いついて見ています。

そんな長男が最近歴史にも興味を持つようになってきました。

原始時代に興味を持ったキッカケは?

NHKで毎日放送されている忍者のアニメで出てくる、火縄銃やくないなどの武器に興味を示したのが最初のキッカケでした。拾ってきた木や段ボールを使って、自分なりに武器を作って楽しんでいました。

忍者に興味を持った長男が作った忍者道具
火縄銃や
戦国旗も

その流れでお侍さんやお城にも興味が広がり、今度は戦国時代へ突入。戦国時代の合戦に興味を持った長男は、戦争にも関心が広がっていきました。

そんな長男の様子を見て、もっと長男に歴史に興味をもってもらいたいと、妻が図書館で「地球の歴史」の本を借りてきました。長男は地球の誕生、生命の誕生、人類の誕生と読み進めて行くうちに、人類が誕生してから旧石器時代までの原始時代に特に強い興味を示したのでした。

原始時代に興味をもった長男に、妻が図書館で子供向けの本を借りてきました。

長男の暮らし

原始時代に興味を持った長男。

アニメで忍者に興味を持った時もそうですが、興味を持ったものに成りきるために、まずはその時代に使われていた道具作りから始めます。

そういえば自分も小さい頃はウルトラマンに憧れていて、ウルトラセブンのウルトラアイ(セブンに変身するときに装着するメガネのようなアイテム)を自作してウルトラセブンに成りきってました(懐かしい!)。

川で拾ってきた流木と、海で拾った石で石斧を制作。
こちらも拾ってきた棒と麻紐と鉄の重りで、釣り竿を制作。
竹槍?こうやって集中しているときは声をかけないように気を付けます。
ココナッツの殻の容器を制作。

道具が完成すると、次は成りきりタイムです(残念ながら上の道具を使っている写真が見つかりませんでしたが、普段の長男の過ごし方をいくつか紹介します)。

作った道具を持って公園の山桃の実を採取。今日のおやつです。
散歩中に野イチゴを発見!塀によじ登りGET!どんなに隠れた場所でも、どんなに遠い場所にあっても、こういうものは絶対見逃しません。
川に落ちていたロープと石の重りで即席釣り竿を作って魚釣り。
隣町の公園で葛を見つけて持ち帰ってきた長男。葛粉を作ることに。

まさに現代の原始人です(笑)

モノを作るということ

長男の場合、欲しいものがある場合に「買いたい」ではなく、「作りたい」という思考になっているようです。自分の場合は、欲しいものがあったら買うのが当たり前になっており、自分にはないものを持っている長男を見習いたいと思うことがあります。

ほんのひと昔前までは、買うよりも作ることが当たり前でしたが、家や容器や至るものが使い捨てになっている昨今、長男のようにあるものを使い作るのは、とてもエコで合理的じゃないかとすら思います。

それに、欲しいものを何もないところから、自分で考えて作り出す過程で、発想力や想像力が鍛えられ、社会に出た時に生きる力の大きな原動力となるのではないでしょうか。

長男の強い欲求や探求心に振り回され、付き合うのに親が疲れてしまうこともありますが、これからも長男の成長を暖かく見守っていきたいと思います。