保育園の懇談会で「一人推理大会」
子供の通う保育園では年に一度保護者懇談会があります。
親御さんのみがクラスごとに各教室に集まり、担任の先生も交えて子どもたちの話をしつつ親睦を深めるというイベント。
基本的にパパママどちらかが参加する形で、ここ数年はママが参加していたのですが、今年は自分が参加することになりました。
長男クラスのパパママとは付き合いも長いのでほぼ全員と面識があるのですが、下の子のクラスについては同じマンションに住むお友達家族とごく一部をのぞき、パパママはおろかクラスのお友達の顔と名前すら一致しないという状況だったので、この現状を改善するべし!という目的を持って参加してきました。
(けっこう保育園のお迎えには行くのですが、同じクラスの親御さんにはほとんど会いません。そして、自分はちょっと人の顔と名前を覚えるのが苦手ということもあります)
教室の中に入ると子どもたちが利用しているテーブルと椅子が円形に並べられていて、先生から子供の名前が書かれた札を受け取って座ります。「ナイス!この札を見ればどの子の親か一目瞭然♪」と喜んだのもつかの間、何人かは名前が書かれた面をご自身の方に向けていて読めません・・・。
皆さんはそれぞれお名前が分かっているから大した問題ではないのでしょうが、アウェーの地に乗り込んできている感覚の自分にとっては大問題です。そして、名前の面を前に向けてくれてはいるものの、座っている場所の角度的に読めないというママもいて、身を乗り出して確認するのもなんだか微妙な気がしたのでひとまずは我慢。
クラスの合計人数と子どもたち全員のお名前(ファーストネームのみ)は把握していたので、確認できない数名の親御さんは消去法で絞り込みつつ、分かるまではどの子の親だった場合も問題がないような発言にしばらく徹しました。そして、時折出てくるヒントをもとに特定を進めていったのでした(笑)
あるママの「女の子のお着替えはやっぱりこだわりがあって大変なんですね~。」というコメントから、男の子のママであることがわかりました。男の子の親御さんは一人を除いて既に把握できていたので、「あ、この方がSくんのママだ!」なんて感じで確定作業を進めていきました。
懇談会開始から数十分後、ついに全ての親御さんが誰のパパママなのか認識ができました。ようやく気兼ねなく話せるようになりバシバシ発言をし始めたので、「Nちゃんのパパ、なにかから解き放たれたように急に饒舌になった?」と思われたかもしれません(笑)
なお、話の内容は・・・・
ちなみに、懇談会で話し合われた内容はというと(この記事はあくまで上の章が本題 笑)、主に子どもたちの保育園での様子と各家で子どもたちがどんなふうに過ごしているか、でした。
多くの親御さんが、ご飯を食べるときの子どもたちの振る舞いが園と家ではかなり違うと感じているようで、おおいに共感しました。
「保育園ではすごくいい子だけど、家では言う事を聞かない」
「保育園では何でも食べるのに、家では野菜を食べない」
「保育園ではちゃんと座って食べているようなのに、家では食事の途中に立ち上がってしまう」
他の親御さんたちから挙がった困りごとがほとんどすべて我が家の子に当てはまったので、やっぱりみんな一緒なんだなあと最初はちょっとホッとしたものの、「うちの娘、みんなの困りごとをほぼコンプリートしているじゃあないか!」という事実に気づきちょっと心配に。
ただ、幸運にも我が子は保育園のお友達との毎日が大好きなようなので、きっと大好きなお友達のいいところは真似して、そしてときにはみんなに良い見本も見せつつ、少しづつ(いい意味で勝手に)成長していってくれるのではないかと思います。
(家での素行を見てると信じられませんが、我が娘はクラスでお姉さん的な存在とのこと)
もちろん、子供がいい関係を作っていくには親同士も良い関係を作る必要があると思います。子供はそうゆうをよーく見てますからね。
そのためにも、懇談会は早いうちから顔を出しておいたほうが良さそうです。他にもイベントはたくさんありますが、じっくり話す機会はそうありませんし。
パパ、今回の懇談会でうさぎ組のお友達の、パパママの顔をバッチリ覚えたぞ!
(そして今回参加した中では多分最年長だ!)