娘の冬休みは14日間。その2日後からわたしが12連休ということで、「24時間12日まるまるガッツリお世話させていただく日々」となったこの冬休み。食事もトイレもひとりではできない(学校では時々できているらしい)、でもずっと動き続けている「怪獣かまってちゃん」と、ずっと一緒なのですからさあ大変です。
家にいると食べ物の要求が続きます
娘は家にいるとやたらと「食べ物」を要求してきます。お菓子や災害用に備蓄してあるカップ麺をどんなに巧妙に隠してもいつの間にか見つけていそいそと持ってきたり、冷蔵庫を物色してそのまま開けっ放しに。アラームが鳴るとわたしが走って閉めに行くという「親子ドタバタコント」が家にいる限りずっと続きます。
なのでクルマで出かけます。アミューズメント施設よりも一番いいのは「野に放つこと」。海岸や公園を目指して走ります。どこかでご飯も食べなければいけませんが、個室でもない限り外食は無理なのでいつもセブンイレブンで何かを買って車内で食べます(この休み中にも何回行ったか数えきれません。ありがとうセブン。どれもおいしいよイレブン)。
ドッグランよろしく娘を放つとほらこの笑顔。雨さえ降らなければ芝生のある公園に連れていくのが定番です。残念ながら地元にはいいところがないので、御殿場市の「樹空の森」「さくら公園」「神山自然公園」や、富士市の「富士西公園」へよく行きます。
季節の変わり目だけじゃない?
季節の変わり目や気圧の変化が大きい日は頭が痛いらしく、機嫌が悪くなることは別のページでご紹介したことがありますが、どうも昨年から「年末年始も機嫌が悪い」傾向があるようです。
2016-2017シーズン(?)はずっと大荒れでヘトヘト。2017-2018シーズンも午前中はほぼ毎日、後半は夜中もパニックがありました。きっと「年の変わり目」というのは「大きな季節の変わり目」でもあるのでしょう。
学校>来客>パパママ
この年末年始は外食(もちろん個室や貸切)や来客などいろんな予定が入っていました。友達家族とはふだん足並み揃えた付き合いがなかなかできないので、そんな日に娘がパニックになると「何とかなるよね。なるはず」と祈るような気持ちです。
そして実際、家族や友人たちと外食している時や家にお客さんが来た時にパニックを起こしたことはほとんどありません(パニックになったらすぐに帰宅できたり場所を移動できる環境にしか行きませんが)。
わたしたち親といる時は「甘えの最上級」の状態であるため不快や不満を思い切り声や行動で表現しますが、お客さんがいると気分転換になるのか、かえって落ち着いているように思います。
さらに学校にいる時は明らかに「ちゃんとしますモード」に入った状態。イスにずっと座っていられたり、何かの順番を待てるなんて、家での娘を見ていると信じられません。
先生たちは「学校で頑張っているので、お休みの日は甘えさせてあげてくださいね」と言ってくれるのですが、わたしたちとしてはつい「家でも『ちゃんとしますモード』がいいなあ」と思ってしまいますね(笑)。
バランス、バランス。
放課後デイサービス(障害児における学童保育的なもの)の中には「お父さんお母さんがお休みでもどうぞご利用ください」というスタンスのところもあります。
今回は曜日の巡り合わせでたまたま利用しませんでしたので、妻もわたしも12日間のうち「自分だけのための時間」なんて「トイレ」と「歯磨き」ぐらい(泣)。
子供のためだもん、それでも平気さ って言ってみたいですが、やっぱりそれじゃ窮屈です。次の長い休みではこういうサービスを上手に活用してわたしたちもリフレッシュできる時間を作りたいと思います。
今朝も4時にわたしたちを叩き起こした娘はごはんをモリモリ食べ、笑顔でスクールバスに乗り込んでいきました。学校を楽しいと思ってくれているのが最高です。新学期、そして2018年も家族一丸となって頑張ります!