いよいよ29日、県大会が開幕します。
東部地区、中部地区、西部地区の上位8チームと今春センバツに出場した静岡高校を含めた25チームが夏のシード権をかけて戦います。
夏のシード権は県大会上位8チームに与えられます。優勝、準優勝の上位2校は5月26日から始まる東海大会に出場することができます。
やはり注目は静高
センバツに出場した静高は推薦枠で県大会に出場します。
センバツでは2回戦で優勝した大阪桐蔭と対決しました。大阪桐蔭相手に7回まで8-6と2点リードしていましたが、終盤大阪桐蔭の猛攻にあい、惜しくも敗退。敗れたとはいえ、このセンバツで大阪桐蔭からリードを奪ったのは静高だけです。優勝した大阪桐蔭を1番苦しめたと言ってもいいでしょう。
昨年秋の県大会を見た限りでは今年の静岡県はとくに飛び抜けた存在は見当たりませんでしたが、投打のバランス、安定感という面で今現在は静高が一歩リードしている感じはあります。神宮大会、センバツと大舞台を経験したことも大きいですね。
静高の初戦は浜松商(西部5位)と富士市立(東部5位)の勝者と対戦します。同じブロックには常葉大菊川(西部3位)もいます。静高がどんな戦いをするのか注目しています。浜松商と対戦した場合は静高にとっては昨年夏のリベンジ戦ということになりますね。
県大会はここに注目
昨年秋の静岡県大会を制し東海大会に出場した聖隷クリストファーは西部大会の初戦で姿を消したため、この県大会には出場していません。
今大会ノーシードから出場を決めたのは8校。ノーシードということは秋の県大会に出場していない(地区大会で本線、敗者戦ともに敗退)ということなので、ひと冬越して力をつけたということになります。
その中でも東部の下田、中部の清水桜が丘、藤枝北、西部の浜松日体は初出場です。清水桜が丘は強豪ひしめく中部大会で3位。3位決定戦では昨年秋の県大会準優勝校の藤枝明誠を3-2で破りました。同じく中部の藤枝北は創部95年目にして初の県大会出場です。中部大会の2勝はいずれも1点差勝ちで接戦をものにして県大会出場を決めました。この初出場の4校は注目したいですね。
甲子園をかけた夏の大会はさらに激戦が予想される
今大会は日大三島や掛川西、常葉大橘、菊川、藤枝明誠、浜松商など県内屈指の強豪校が地区大会では思うような成績を残せず、トーナメントの小山からのスタートになりました。
小山からのスタートということは2回勝たないと夏のシード権は取れません。たとえば日大三島が初戦を勝ち上がった場合、2回戦で対戦するのは東海大静岡翔洋。2回戦で対戦するということは、このどちらかのチームは夏の大会はノーシードからということなのです。他にも袋井と藤枝明誠は1回戦で激突、勝者は飛龍と対戦します。袋井、藤枝明誠、飛龍の3校のうち夏のシード権を獲ることができるのは1校のみです。
夏は『強豪』と言われるチームの多くが必然的にノーシードからのスタートになるのです。
そして、いよいよ県大会。明日29日開幕です!
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