陽光が差し込む教室

午後の大川小学校、彼岸の入りの日、教室の壁を春の日差しが照らしている。

この時間帯ならまだ小学生たちは教室や校庭にいるかもしれない。走り回ったり、笑い合ったり、けんかしたり、また走り回ったり、笑い合ったり、歌ったり。

そんな声が聞こえてくるような気がする。壁も天井も鉄筋コンクリートの渡り廊下もこぼたれてしまったこの学び舎に。