2月11日、春の大会の組み合わせが決まりました。
高校野球の1年とは
秋の大会が新チーム最初の公式戦になります。夏の大会が終わると最上級生の3年生は引退、それと同時に新チームが誕生します。そこからたった1ヶ月で秋の大会は始まります。この大会は勝ち進んでいくとセンバツが見えてくる大会です。球児が憧れる甲子園に出場することができるのです。高校球児にとって『甲子園出場』のチャンスは限られています。新チームが発足して間もない秋の大会はとても大事な大会なんです。
そして夏の大会。秋の大会は地区大会の上位チームが県大会に出場しますが、夏はいきなり県大会からスタートします。静岡県でいうならば東部、中部、西部地区の100チーム以上が一斉に出場する大会です。敗者復活戦なしの一発勝負。そしてこの大会で優勝したチームただ1校だけが甲子園に出場することができるのです。3年生にとって高校生活最後の大会。負けた時点で甲子園への道が閉ざされます。そして3年間一緒に頑張ってきた仲間との野球が終わる大会でもあるのです。
では今回の『春の大会』とはどんな大会なんでしょう。
高校野球では『アウトオブシーズン』といわれる期間があり、この期間は一切他校との練習試合や合同練習ができません。
今年で言うなら12月1日から3月7日がその期間になります。これは寒冷地とのハンデをなくすためと、選手の健康を配慮してできたものです。アウトオブシーズンは3月8日に解禁され、2週間後には早くも春の大会が始まるのです。
静岡県で言うと、この春の大会は勝ち進めば東海大会(静岡・愛知・岐阜・三重)へ進出することができますが、たとえ東海大会を制したとしても秋の大会のように甲子園への道はありません。
春の大会の意味するものとは...
この大会は『高校球児最後の夏のシード校を決める大会』なのです!
寒い冬の間、走りこんだり、バットを振ったり...いろいろやってきたことを試す大会でもあります。
夏の大会のシードを獲得するには、まず地区大会でベスト8に残らなければなりません。地区大会でベスト8に入ったチームは県大会に出場します。
この県大会でさらにベスト8に入ったチームが晴れてシード校というわけです。
最後の夏、仲間と少しでも長く野球をやりたい、初戦から強豪校との対戦は避けたいなど各チーム、選手いろいろな思いがあることでしょう。
この春の大会は最後の夏を左右するとても大事な大会なのです。
高校球児の熱い夏の前哨戦、もうすぐはじまります!
■高校野球
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白球追いかける高校球児たち。
一生のうちで一番野球に燃える3年間かもしれません。