10月1日 県大会準決勝のハイライト ~第69回秋季東海地区高等学校野球静岡大会

昨年の大会とは打って変わって、今年は悪天候のため、大会の日程が大幅に変更になりました。試合の途中でノーゲームになったこともあったり、選手たちはやりにくい部分もあったと思います。

1日、草薙球場では準決勝が行われました。この試合を勝つと決勝進出と同時に、東海大会出場が決まる大事な試合です。(東海大会は3位まで出場)

聖隷クリストファー×静岡

[草薙球場]
聖隷クリストファー 000 100 000 | 1
静岡        000 000 000 | 0

静高の池谷くんは毎回の12三振を奪う力投でしたが、わずか1点に泣きました。おそらく静高の選手にとっては、あっという間に試合が終わってしまった...こんな感覚ではないでしょうか。2回の1アウト3塁という絶好の場面で初球をサードゴロ、3塁ランナーが三本間に挟まれてアウトになってしまいました。ここが1つのポイントだった気がします。試合は静高がチャンスを作るも、あと1本が出ませんでした。聖隷クリストファーの河合くんが我慢強く投げました。

東海大静岡翔洋×藤枝明誠

東海大静岡翔洋 000 000 001 | 1
藤枝明誠    000 200 20X | 4

両者は8/28に中部大会準決勝で対戦、そのときは9-2で藤枝明誠が勝っています。
試合は4回、東海大静岡翔洋に守りのミスが出ます。死球と2つのエラーでノーヒットで満塁、当たっている常盤くんに2点タイムリーヒットを打たれました。両投手粘りのピッチングで見ごたえある投手戦でしたが、東海大静岡翔洋が要所でミスがでました。
4回に続いて7回も2アウトから守りのミスで痛い追加点を与えてしまいました。

藤枝明誠のエースはサイドスローの久保田くん。アンダースローかと思うくらいのモーションから上体をあげて投げる独特のフォームです。変化球のコントロールもよくこの日も丁寧に投げていました。スピードはそれほどありませんが三振が取れる打ちづらそうなピッチャーです。

東海大静岡翔洋は失点はいずれも先頭打者を死球で出したあとの守りのミスでした。こういう投手戦は守りにミスが出たチームが負けてしまいます。最終回粘りを見せますが、試合は4-1で藤枝明誠が東海大静岡翔洋を破り、東海大会出場を決めました。

決勝は藤枝明誠×聖隷クリストファー

決勝は藤枝明誠(中部2位)と聖隷クリストファー(西部5位)で行われます。12:30試合開始です。また、東海大会出場を賭けた3位決定戦は決勝戦の前に行われます。試合開始は9:30です。

決勝戦は藤枝明誠は中田くんに注目しています。昨年から藤枝明誠の中軸を打っている選手です。ホームベースから離れてオープンスタンス立って大きく踏み込んで打つスタイルです。パンチ力もある魅力的な選手です。

一方の聖隷クリストファー。小柄な選手が多いのですが、とても得点能力が高いチームです。ピッチャーの河合くんも静高戦のようなピッチングができればおもしろい試合になるでしょう。

3位決定戦は東海大静岡翔洋×静岡

この3位決定戦ある意味、決勝戦よりも注目かもしれません。この試合は勝者のみが東海大会に進出という、とても大事な試合です。来春のセンバツに出場するには、ます東海大会に進出しなくてはなりません。敗者はセンバツの道が閉ざされるという過酷な試合でもあります。

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