かさ上げ工事が進む津波被災地では頻繁に道路の付け替えが行われます。津波の悲劇を伝える場所として多くの人が訪れる南三陸町の防災対策庁舎周辺も例外ではありません。
つい数カ月前までは、津波被害と防災を伝えるため保存されることになっている高野会館前から、かさ上げの山の間を通って防災庁舎前まで車で入ることができましたが、そのルートは工事のため閉鎖されています。
ガードマンさんの説明では、防災庁舎近くのプレハブ小屋の脇に車数台が駐められる場所があるとのことでしたが、バリケードで閉鎖されていることも多いようです。(隣接する理容店の駐車場に無断で駐車する人が後を絶たないそうですが、理容店の方が迷惑していますのでご遠慮ください)
タイトルには「ルートが変わっています」と書きましたが、近くに駐車するのが困難であること、道路事情が悪く徒歩で行くことが難しいことを考えると、実際には「アクセスが困難になっている」というべきかもしれません。
防災庁舎の場所を遠望できる志津川保育園への道も付け替えられています。
被災地へ「いのち」や「防災」を学びにお越しの際は、最新の道路状況に十分ご注意ください。