今日20日、第88回選抜高校野球大会が始まりました。
出場32校を代表して選手宣誓を行ったのは21世紀枠で出場の小豆島高校の樋本主将。開会式が始まる前から何度もテレビに映っていましたが、かなり緊張しているように見えました。選手宣誓直前になって隣に並んでいた同じ香川県の高松商の選手から声を掛けられて少し緊張がほぐれたのか、ようやく笑顔が見られました。
選手宣誓後のインタビューでは『ずっと緊張しててやっとホッとした。一番伝えたかったのは今まで支えてくださった方への感謝の気持ち』と言ってました。やはり緊張していたんですね^^人前で話すのが苦手と言っていた樋本くん、リハーサルの選手宣誓は自己採点70点と言っていましたが、今日の点数を聞かれると『自分の中では100点の先制ができたと思います』と力強く答えていましたね。
緊張から解き放たれた樋本くん、明日は岩手県の釜石高校との『21世紀対決』。全国の高校野球ファンが注目します!
大会初日から波乱!
初日の甲子園は優勝候補の一角に挙げられていた常総学院が鹿児島実業に敗れました。
鹿児島実業は2-2の同点で迎えた5回、4番キャプテンの綿屋くんが2アウト1塁という場面で右中間真っ二つのタイムリーヒット。評判どおりのバッティングを見せてくれました。1年の秋から4番を任されている綿屋くんは昨年の秋季大会では打率.621、4本塁打20打点という驚異的な成績を残して甲子園に乗り込んできました。プロも注目している綿屋くんにこの先も注目です。
一方、敗れた常総学院は初回理想的な形で2点を先制。さすがという印象でしたが、逆転されてからはあと1本がなかなかでませんでした。2-4で2点ビハインドの常総学院は何とか流れを変えようと9回表はバッテリーごと交代しました。リズムよく3人で抑えて9回裏の攻撃に臨みたいところでしたが、代わったピッチャーの樫村くんが先頭打者に四球、次の打者のときに2つのワイルドピッチでノーアウト3塁というピンチを作ってしまいました。スクイズとタイムリーで絶対に与えてはいけない追加点を与えてしまいました。チームバランスもよく、前評判が高かった常総学院は1回戦で甲子園から姿を消しました。
勝った鹿児島実業の次戦は開会式直後の試合で北信越代表の福井工大福井を破った近畿代表、奈良県の智弁学園と対戦します。
20日の試合結果
福井工大福井 000 000 000 | 0
智弁学園 200 200 00X | 4
鹿児島実業 000 211 002 | 6
常総学院 200 000 000 | 2
滋賀学園 030 402 000 | 9
桐生第一 000 000 320 | 5
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過去の甲子園伝説の試合から最近のものまでいろいろ。地方大会は静岡県の大会を中心に書いています。