福島県産品の販売促進や観光PRを後押ししようと、11月18日、「ふくしま応援企業ネットワーク」が発足。発起人は東京電力で、参加企業は重電メーカーや建設会社など合計11社。会長には東芝の副社長が就任したそうです。
新聞報道によると、これまでは個々の企業で福島県産品の購入や観光促進活動を行ってきたが、企業の垣根を越えて活動していくとのこと。
企業の垣根を越え、社員食堂での福島県産食材の利用や社内バザー、安全性を訴える活動などを展開していく考えだ。
福島県のマスコット「キビタン」も登場。でも…
東京電力での設立総会の後、各社の代表は日本橋ふくしま館「ミデッテ」を訪問して、福島県産品の試食などを行ったということですが、ちょっと気になったのは記念撮影の一コマ。ハッピ姿のオジサマ方の真ん中には、福島県のマスコットキャラクター「キビタン」も登場しているのですが、頭の上の突起の部分を掴むのってどうなんでしょう。
けなげにもキビタンは笑顔で写真に納まっていますが、これが快獣ブースカだったらブー冠を掴まれて湯気がシュー!と出てシオシオノパーなんじゃないか…。(快獣ブースカを生んだ円谷プロの創業者、円谷英二監督は福島県須賀川市の出身です)と妙な心配までしたくなってしまいます。
もしやキビタンを持つ時には頭の突起を掴むというレギュレーションでもあるのかと調べてみると、頭の突起はアンテナで、ふくしまの“魅力”と“今”を発信するということ。うわっ、大切なアンテナを掴んじゃだめでしょ!
たぶん、持ちやすかったからなのかなあ。それとも、キビタンのアンテナに触ったらいいことがあるなんて話が広まっているのか?
ともあれ、福島の産品や観光を応援するのは大賛成。でも、1995年以来20年近くも福島の皆さんに可愛がられてきたキビタン。原発事故後は「ふくしまから はじめよう」とたすきまで掛けて復興に向け頑張っているキャラなんですから、ぜひぜひキビタンにもやさしく接してくださいね。
日本橋ふくしま館 みでって
東京都中央区日本橋室町4丁目3-16
ということで、福島の産品や観光ともども、キビタンもよろしく!
キビタンの黄色いボディをなでると幸せになれるそうですよ(これは公式見解)
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