粟島(あわしま)の中継点!鮭の街・村上を歩いてみる。【旅レポ】

新潟県の北部にある離島・粟島(あわしま)。

この島への船は、季節によりけりで1日1~5往復。岩船港という港から出ているのだが、この岩船港、車が無ければちょっとメンドウな場所で、最寄駅(※)であるJR村上駅からもそこそこの距離(4km程度)がある。岩船港方面への路線バスもあるにはあるが、本数も少なめだ。

そのため、船の発着に合わせた移動というのはなかなか難しいのである!

そこで、僕は出港までの時間を使って、村上駅周辺を散策してみた。村上は独自の文化を持つグルメの街だった。

 (※)厳密には、村上駅の隣駅・岩船町駅の方が岩船港の最寄にあたる。(徒歩2km)
   が、村上駅には快速、特急も停まるため、村上駅の方が便利だとされている。

村上駅

鮭の街・村上市

と、言うことで、村上駅に降り立ってみたのだが、実は駅周りは質素である。

村上駅前

観光案内所があったので、資料収集をしてみると、市内の観光マップがあった。どうも、市内を流れる三面川が国内有数の鮭の遡上ポイントらしい。

よく見ると、この観光案内所、鮭が吊るされていた!!不意に見るとなかなかの表情でびっくりしてしまう。。

しばらく歩いてみると、観光案内所に限らず、至る所で鮭が吊るされている。これは「塩引き」という技術らしく、内臓を抜き、1週間ほど塩をすり込んだあと、水で洗って干すもの。村上ならではの伝統的な製法なのだとか。

さらに見てみると、身が完全に開かれておらず、腹の部分だけ残されているのがわかる。お土産屋さんに聞いたところ、「村上は古くは城下町として栄えていたため、鮭の腹が完全に開いてしまえば切腹を連想してしまう」とのこと。一見すると何気ない文化でも、そこには歴史とエピソードがある。

尾から吊るすのも同様の理由だ。頭を上にするのは、首吊り、打ち首を連想してしまうとの理由で、やはり嫌われたらしい。なるほど、奥深いなぁ。

とまぁ、こんな感じで鮭を眺めていれば「鮭を食べないわけにはいかない!」ってなモンで。観光マップを眺めていると、村上の鮭グルメがずらり!市内循環バスに乗り、イヨボヤ会館へ。このイヨボヤ会館、「日本初の鮭の博物館」なのだそう。

そのイヨボヤ会館にある食堂「サーモンハウス はらこ茶屋」にて昼食をすることに。期間限定という鮭タレカツ丼をチョイス。新潟名物として「タレカツ丼」というのがあるが、これはその村上バージョン??美味かったけど、揚げ物だけでご飯を進めるのはちょっとシンドかったかも・・・(年齢のせいか!?)

食後、膨れた腹をほぐすためにも市内を歩いてみる。改めて見ると、確かに城下町の頃の名残のようなものが垣間見える。

派手な都会的要素は皆無だが、昔ながらのお店がちらほら。それも鮭の加工品販売のお店だったりするもんだから、それがまた旅情をそそる。鮭の酒びたし、鮭とばと試食を食べつつ、適当に買い物をしていると、あっという間に時間は過ぎていった。

市内をぐるっとまわり、ふたたび村上駅へ。

1日10数本のバスに乗り、岩船港へ

2~3時間の散策だったが、良い時間を過ごせた。さて、今からバス、船と乗り継ぎ、粟島だ。粟島と言えば、鯛が名物の島。民宿の食事に鯛が出ない日は無いほどだとか。

「鮭の次は鯛か・・・!!」

グルメ旅はまだまだ続く。

村上駅

岩船港の最寄駅・村上駅。船までの時間はこの周辺で。。

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