島旅をする人にはいくつか共通点があります。
それは「なんか知らないけど 端っこ が好き!」
という感情。これは本当によくわかりません。
ただ、筆者の経験の範囲でお話しいたしますと、今までかれこれ40を超える島々を巡りました。これを多いと捉えるか、少ないと捉えるかは人それぞれですが、
世の中には「島旅好き」なんてのが少ないながらも確実に存在していまして、不思議と別の島で再会することがあったりするのです。
筆者でいえば、3月に東京・小笠原諸島で出会った人たちと、
特に連絡もせず、8月に北海道・礼文島で再会するなんてことがありました。実際かなりの距離です。
そんな形で島旅をするのですが、さらに島旅人を分類すると、
大まかに「ありえないほどの高給取り」と「苦学生」のどちらかに分かれる傾向があります。まぁ時間的にも金銭的にも余裕がありそうという点では合点が行くんですけど・・・。なんだかおもしろいです。
(もちろんどちらにもあてはまらない人もいます。少ないですけどね。)
また、双方に言えるのはどちらも「貧乏旅行が達者」という点です。(実際に貧乏というわけではありません。)
貧乏旅行にはドミトリー(いわゆる安宿)や、ユースホステルが欠かせません。
さらに、出来る限り自炊に努めることも重要になります。お米を持ち歩き、現地で野菜や魚を仕入れ、
(島はこれが本当に恵まれているんですよっ!!)出来た料理を分け合って過ごすのです。
ただ、イメージしてください。
限られたスペースのザック(簡単に言うと「やたらでかいリュックサック」)に、塩や砂糖、こしょう、醤油など、あれこれ詰めるとえらくかさばるんですよ・・・。
これはなかなかに難儀なもので、うまく詰めても中で爆発する可能性もあります。
そんな時に出会ったのが、これ!
「塩こんぶ」通の間では万能調味料と言われる逸品でございます。
朝はおにぎりの具に大活躍!
昼は炒め物の調味料として!夜は鍋つゆの素に!お刺身に!
驚くほど万能です。そして簡単です。他に調味料を使わず、色んな用途に化けます。
・おにぎりに!
そのまま詰めてください。もしくは軽くマヨネーズと和えても絶品。混ぜご飯にしてバターで焼くのも乙な味です。
・炒め物に!
ご飯と卵、お好きな野菜を炒めて最後に塩こんぶを適量入れてください。即席炒飯です。
もしくは普通に野菜を炒めて投入してください。そこにうどんを加えたらそれはもう焼うどんです。
・鍋つゆの素に!お刺身に!
好きな野菜と魚を水炊きしてください。ある程度煮えたら味を見ながら塩こんぶを大量に投入してください。醤油ベースのつゆとだしが出ますよ。お刺身には少量軽く乗せてください。もしくは切り身と切り身の間に挟んで少し置いてください。簡単なこぶ締めでございます。
・・・あえて文字だけです。想像してください!
どうです?便利でしょ?
・・・えっ?別に島旅じゃなくても、旅する人すべてにお勧め出来るじゃん?なるほど一理ありますね。(私もこれ書いている途中に思ってました)
・・・いやいや!!
昆布と言えば海!海と言えば島!島と言えば島野菜に魚ですよ!!島こそ!島こそ、海の恵み・昆布に恩恵を受けるべきなんです!!!(笑)
強引にまとめたところで終わり!!!