オリジナルステップストーン作りの第4弾です。
前回のDIYはあいにくの雨模様ということで潔く中止して、これまで作ったステップストーンの様子を紹介していきました。
ちょっとクラックが入ってしまったもの、色ムラが出てしまったものもありました。でも遠目からはほとんど気にならない上々の仕上がり具合です。
今回はその続きです!
ステップストーンの設置(固定)
通販で取り扱われているステップストーンは、庭にポンと置くだけのものが多いですが、見た目もこだわりたいので、ここでひと手間かけたいと思います。
ということで、まずはステップストーンを設置(固定)するための穴を掘っていきます。
上の写真は2週間ほど放置していたステップストーンをどけてみたところ。
庭いじり用のスコップで掘り進めること30分・・・
少し掘ったら石がゴロゴロと出てきて(なぜかクルミが大量に出てきました)、思ったより時間がかかってしまいました。
小さいスコップではチマチマと効率が悪いので、次からはクワでガツガツ掘ろうと思います!
深さ10cmくらいの穴が完成!
綺麗にハマりました。
でもこれで終わりではありません。ここからは匠の技をお見せします。
◆ポイント1 ~転圧をしよう!~
こちらはハーフブロックです。ホームセンターで売ってます。
これを使って穴の底の土を叩いて平らに固めていきます(転圧)。
転圧用の機械やレーキやタンパーなどの道具も売ってますが、専用の道具がなくても他で代用できるものがないかを考える、これもDIYの面白いところです。
転圧が終わったら底に砂利を敷き、そこにステップストーンをはめ込んで、さらに平らに調整します。
ここで次のポイントです。
◆ポイント2 ~水平を取ろう!~
平らに調整する際に、匠と素人の違いはどこまで正確に水平を取ろうとするかだと思います。
匠の場合、
・水平器を使う
・あえて微妙な傾斜をつける
ここがポイントです。
水平器を使う。これは分かるかと思います。
ではなぜあえて傾斜をつけるのか。
1つ目の理由は、家のある方向に雨水が流れこまないようにするためです。
つまり、水はけを考慮して道側&外側に向けて、わずかに傾斜をつけて設置するのがポイントです。
2つ目の理由は、ステップストーンに雨水が溜まらないようにするためです。
ステップストーンが完全に水平だと、雨水が上に溜まってしまい、雨上がりなどに足を滑らせてしまう危険性があるためです。
ステップストーンの水平を取ったら、最後に穴の隙間に砂利を詰めて作業完了です!
レッツDIY!
今回でステップストーンのDIYレポートは終了です。
この後は他のステップストーンも自分のペースでのんびり庭に設置していく予定です。
DIYのいいところは色々とありますが、何といっても「世界で一つだけのオリジナル品」が作れるところです。
手間暇かけて作ったものは、多少見栄えが悪くても愛着が湧くものです。そんな愛着のある物に囲まれた暮らしは、お金では買うことのできないDIYならではの、かけがえのない財産だと思います。