哲学を知りたい!
でも難しそう・・・。
ということで、限りなく読みやすそうな本を探してこの本を選びました。
「俺はなんのために生きているのか?」というテーマで主人公が次々と答えらしきものを出していきます。
実在主義・幸福論・宗教・アイデンティティ・愛・自由などなど。。。
一度は考えたことがあるような答えが出てくるけれど、ブタの新たな視点となる冷静なツッコミにより新たな思考に誘われていきます。
ブタの「食べられるために生きている」という最初の解が、最後に変化しているのも興味深いです。
答えを教えてほしくなってしまうけれど、考えることこそ哲学なんだろうと思いました。