ある日の夕方、ママが学校との連絡帳を読んで「えーー!すごーい!」と驚いていました。そこにはこんなことが書いてありました(補足および要約してあります)。
朝、バスから降りると教師を引っ張り保健室へ。
初めは「検診がこの頃つづいたから?」と思いましたが、どうやらそうではなさそう…。
少しすると自分で戸棚をあけ、マキロンと綿を取り出し、私ではなく養護教員へ渡しました。私が近づいても「先生じゃない!」とでも言うように私を手でおいはらい…。
「何とかして~!」というような感じで養護教員にしがみつきながら訴えているような感じでした。
「保健室=不快なことをとりのぞいてくれる」とハッキリつながっているということが今日の様子を見ていてよくわかりました。
本人の気が済むまで「エアー治療」をしてから教室へ行くと、そのあとはスムーズに朝の支度を終え、いつもどおりに過ごすことができました。眠気、気圧(台風)等による体調の異変を感じて「治したい」と思ったのかな?
引用元:先生より
娘は、季節の変わり目であり台風もやってくるこの時季が苦手で、毎年機嫌が悪いです。
特に今年は「しがみつき」がひどくなっています。身長が150cmを超えて力が強くなってきたこともあり、不意を突かれると大人でも倒されてしまいます。
この朝もバスを降りてすぐ先生にしがみついた、まではよくある風景(先生には本当に申し訳ないですが)。でもその後が驚きです。
・担任の先生(複数いるうちのひとり)を引っ張って保健室へ
・自分で必要なものを取る
・養護の先生をご指名
・担任の先生はもういいです
・エアー治療で納得
・ふだん通りの生活に戻る
「担任の先生は保健室までの人。要るのはこれ。やるのは養護の先生だから!」…したいこと欲しいものを得るためのダンドリを自分から進んでパッパッとこなすなんて、おもちゃや食べ物以外では考えられないこと。ママもわたしもすごく驚きました。
つながるってうれしいね
以前転んでケガをした時、傷口を泡で固める消毒液のことはすごく嫌がりました。
そのほか、絆創膏、包帯、体温計など「病気やケガに関係あるもの」が大嫌いで、見せただけでもすごく怒る(特に「脇に挟む体温計」はわたしたちが使っていても激怒する)のに、「マキロンと綿を自分で取り出す」なんて!
先生が書いてくださったように「保健室=不快なことをとりのぞいてくれる」とハッキリつながっているんでしょうね。「エアー治療」でも大丈夫なところが子供らしくてかわいいです、と思いましたが、大人も結構そんなものじゃないでしょうか(*^-^*)
つらい時に「何がつらいか」を伝えられない子ども。わかってあげられないわたしたち。ここがお互いのつらさを倍増させてしまうのですが、何かの拍子にそれが「つながった」時にはとても大きな喜びがあります。
なんでもパソコンのわたしたちからすると「手書き」って相当な労力です。ひとりひとりの1日について、先生が毎日時間をかけてとても詳しく書いてくださってある連絡帳は宝物です。
マキロンと綿を買っておこうかな。あと、痛みや不快感が「エアー」でほぐれるなら、「おやつ欲しい」もエアーで簡単に解消できないかな…それは無理か(^_^;)