わが家の息子(10歳)はASD(自閉症スペクトラム)です。
今では使いませんがより分かりやすくということで、心理療法士の先生は「アスペルガー」という言葉で息子を表現されていました。
今回は通級の先生に伺った『林間学校のリュックサック』の選び方をご紹介します。
特性
発達障害とはいっても特性は子供によって違います。
息子の場合は
・予定を事前に知らされないとパニックになる
・決まったルールや順番通りにやらないと気持ち悪い
・応用が苦手
・自分のしゃべりたいことを話し続ける
・服装に無頓着
・疲れていても自分の決めたルールは必ずやる
・部屋の片付けができる
・忘れ物をしない
・初対面の人にきちんと挨拶できる
など
苦手なこともありますが、素晴らしい特性もあります。
ただ、雑で面倒くさがりな性格ということもあり、通級の先生から『林間学校のリュックサック』についてアドバイスをいただきました。
林間学校のリュックサック
リュックサックというと上部から出し入れするタイプが普通だと思います。
先生がおっしゃるには、そういったタイプだと取り出しにくく、どこに何があるか分からないので困るのではないかとのことでした。
確かに息子は部屋の整理整頓は出来るのに、リュックサックにはぐちゃぐちゃに物を詰め込んでいます。
出来ないというよりは、どうせ取り出すのだからきれいに入れる必要はないと考えていてやらないのではないかと思われます。(服がしわくちゃでも気にしないので・・・)
一人で何でもやらなければいけない林間学校では、出来る限り困ることがないようにリュックサックの側面が全面開くようなデザインが良いとのことでした。
早速近所のスポーツショップへ言ってみると、ほとんどが上部から開けるタイプだったのですが、一つだけありました。
他店でも探したところ、50リットルのリュックサックを発見!!
底が見えるので少々かっこ悪い?のですが、側面が開くデザインが売っていました。
息子が背負ってもいい感じです!!
取り出しやすく、何が入っているか見やすいデザインです。
リュックサックと言っても色々と形状があることに驚きました。
特性にかかわらず、一目見てどこに何があるかが分かるというのは誰にとっても使いやすいのではと思います。
その他の持ち物も出来る限り子供に合う機能のものを選んでいけたらと思います。