【復興支援ツアー2018レポート】復興に向き合う人との出会いや、自然の魅力を感じる旅 byバイキンマン

次は希望の灯り・大槌。

ですが、時間が遅くなって辺りが真っ暗だったことと、雨が強くなってきたので今回は断念。

次回訪れることにしました。

2日目のホテル『三陸花ホテル はまぎく』へ。

山田町の語り部ガイドSさんのお話

ガイドさんと話しながら歩く息子

12月24日(月)の3日は、新生やまだ商店街協同組合・震災語り部ガイドのSさんに、山田町を歩きながらお話を伺いました。

震災前は国道45号線沿いに店舗がありましたが、津波に流されてしまい40~70㎝のかさ上げがされたそうです。

現在9.7mの防潮堤が作られていました。
この防潮堤は、町民との相談がなく建設がすすめられたそうです。

そのため、山田湾が見えないことや、海岸に出るのに回り込む必要があり不便なことから、今では不満があるそうです。

防潮堤の耐久年数は200年と言われており、それも修理しながらなので、一度作って終わりではありません。

住民の方たちは、防潮堤についてはいろいろ思うことがあるようです。

後ろに巨大な防潮堤が

Sさんはお年寄りが一緒になってきちんと逃げることが大切だとおっしゃっていました。

震災当時、避難をしない両親を置いて逃げることができず、逃げ遅れたお嫁さんも一緒に津波にのまれて、現在も行方不明になっているそうです。

旦那さんが県外までお嫁さんを探しに行ったけれど、心労で病気になってしまったとお話されていました。

息子は帰ってからおばあちゃんに「地震になったらおばちゃんも早く逃げないといけない」と言って、このお話をしていました。

災害公営住宅

もともと一軒家が多かった山田町。

災害公営住宅に入ったお年寄りが、ルールが守れずに周りから孤立してしまい、部屋から出られなくなってしまう例もあるそうです。

急に変わった環境に、ついていけなく困難を感じる方がいることを知りました。

浄土ヶ浜

Sさんとお別れして、お次は浄土ヶ浜へ。

透明度が高くて美しい海に、石投げをして遊びました。

浄土ヶ浜ビジターセンターには『三陸海岸ガイド』があり、三陸の見どころを紹介していました。

今回のツアーを通して

今回は災害の恐怖だけでなく、その災害が起きる自然がどれだけ美しいかも感じる旅でした。

東北は本当に美しい。

震災があったなんて嘘みたいに、本当に美しいです。

震災だけでなく、その美しさもぜひ東北に行って感じてほしいです。

自然だけでなくその町に暮らす人たちも素敵でした。

大切な人を失っても一生懸命生活している姿は、東北の魅力の一つだと思います。

復興の格差はあると思いますが、これから先も東北の魅力を感じる旅をしたいと思います。

ツアー費用

◎交通費 119,285円

[新幹線] 99,980円
1日目
・三島駅 ⇄ 盛岡駅
大人:33,350円×2人=66,700円
子供:16,640円×2人=33,280円

※三島⇔盛岡往復のほうが往復割引が適応になりやすいと駅員さんに勧められ、盛岡往復に変更。

[レンタカー] 19,305円
 レンタカー 17,160円+ガソリン代2,145円=19,305円

◎食費 12,667円

1日目昼食:3,013円(コンビニでお弁当購入)
2日目昼食:3,724円(海の幸ふるまいセンターで食事)
3日目昼食:4,860円(盛岡冷麺の店「ぴょんぴょん舎」で食事)
3日目夕食:1,070円(駅でおにぎり購入)

◎宿泊費 64,152円

1日目 大船渡温泉(夕食・朝食込)
大人: 8,370円×2人=16,740円
子供: 8,370円×80%×2人=13,392円
合計:30,132円

2日目 三陸花ホテル はまぎく(夕食・朝食込)
大人: 11,340円×2人=22,680円
子供: 11,340円×50%×2人=11,340円
合計:34,020円

◎その他 16,720円
・東山和紙「紙すき館」紙すき体験
700円×3名=2,100円

・猊鼻渓舟下り
大人1,600円×2名=3,200円
子供 860円×2名=1,720円

・氷の水族館とシャークミュージアム
大人 900円×2名=1,800円
子供 400円×2名= 800円

・語り部(大船渡) 3,000円

・大船渡市立博物館
大人 300円×2名= 600円
子供 無料

・語り部(山田) 3,500円

◎お小遣い 20,000円

■合計
-----------
交通費 119,285円
食費   12,667円
宿泊費 64,152円
その他 16,720円
お小遣い 20,000円
------------------------- 232,824円