先日、七五三のお祝いをしてきました。
(数え年ではありませんが)長男が5歳、長女が3歳ということで同時にお祝いです。
両ばあばも交え、にぎやかな会となりました。
こんな流れで七五三を執り行いました
※わが町の今どきの七五三はこの流れで決まり!というわけではありませんが、近所に住む子供のお友達パパママなどから仕入れた情報によると、この流れで七五三を行っている家庭が多いようです。
1.写真スタジオでの「前撮り」
七五三の本番前に着物姿を前撮りです。七五三本番に借りる着物を予約しつつ、その場で前撮りも行いました。当日に撮ればいいのではないの?と当たり前の疑問が湧いてきましたが、当日に撮影をしようとするとお参り前にはそんなに時間がないし、お参り後に写真撮影をしようとすると子どもたちが疲れていていい写真が撮れない、といった理由から最近は先撮りが人気のようです。
今回、我が家では本番の2~3ヶ月前に前撮りをしてしまいました。着付けの時間と購入する写真の選別作業も含め2時間ほど、といった感じでしょうか。
2.当日は参加者みんなで写真を撮影(写真スタジオにて)
いよいよ当日。まずは着物の着付けからスタートです。
前述の通り、事前にレンタルする着物を決めておいたのですんなり着るだけ・・・と思いきや、シンデレラや白雪姫の衣装が目に入った娘が「こっちがいい!」言い出しました。みんなでどうにかなだめて着替え完了です。
※最近は着物ではなくドレスをチョイスするご家庭もあるようですが、我が家は着物を着せたくて・・・。でもここも本当は子供に選択を任せるべきなのかもですね。どちらにせよ当日いきなりレンタルしてそのまま外出、は無理だと思います・・・。
両祖母も来てくれていたし、せっかくなので記念に数枚撮影。子どもたち二人が同時に笑顔でカメラ目線になるという奇跡のタイミングなど殆どないため少々手こずりましたがなんとか撮影終了。
なお、両祖母が同じ写真に映るのは恐らく私達の結婚式以来。なかなかに貴重な写真が撮れました。
3.撮影後、いざ神社へ
神社も保育園の先輩ママに事前に情報収集をしていて、比較的近くの神社を選択です。
初穂料(神社での祈祷料)も神社によってHPに明記されており、自分たちが今回お世話になった神社も記載があったのでその金額をあらかじめ包み受付時にわたしました。
祈祷を待っている間、子どもたちは絵馬に願い事を書いていました。
(長男はなんて書いたのか最後まで教えてくれませんでした。娘は見ても何を書いているのかわかりませんでしたが、どうやらプリンセスになりたいと書いた模様)
その後先程受付をしてくれた方が服を着替えて登場し、祈祷を行ってくださいました。
子どもたちは何が行われているのか全くわからなかったようで、二人で目を合わせて終始ニコニコしていました。
最後は破魔矢や風船のお土産をいただいて、ご機嫌の2人でした。
その時代にあった七五三を?
無事神社へのお参りを終えた後、夕食をみんなで食べたのですが、そこで我々が子供の頃の七五三の話になりました。
両祖母にとっては数十年ぶりの七五三参加だったので、以前との違いが非常に新鮮だったようです。当時は着物をレンタルできる写真スタジオなども珍しかったので、購入したりお下がりを着るのが一般的。
そこから、私の時はうんたらかんたら~なんたらかんたら~、といった話を懐かしそうにしていました。
七五三は江戸時代から続く(と言われている)日本の伝統行事ですが、その時代時代に合わせて少しづつ変化しているようです。
もともと七五三の七歳、五歳、三歳は数え年を指していましたが、最近は満年齢でお参りする人のほうが多いと言った記事を先日見かけました。(我が家もそうです)
その理由としては複数あるようですが、その中には「数え年の三歳の段階でお参りに連れて行くより満年齢で三歳のほうがしっかりお参りできる」とか「二歳でお参りするよりも三歳でお参りしたほうが子供も後々覚えているかもしれない」といったソフトな理由もあるようです。
伝統を変えていく。それがいいことなのかどうなのかは人によって考えが違うと思いますが、自分は伝統を守りつつもその時代にあったやり方を柔軟に取り入れていけばいいのではないかと思います。
子供たちにとっていい思い出ができて、みんなが笑顔で過ごせるイベントが行えればそれが一番だと思います!
なお、私は七五三の記憶が全くないため「自分は七五三のお参りしてないよね?」と母親に聞いたところ「何言ってんのよ!八幡さま(神奈川では鶴岡八幡宮)まで行ったじゃないのよ!!!」とまあまあ本気で怒られました。
きっと数え年の年齢で参加したのでしょう。