ことしも「心のままアート展」に行ってきました。

昨年に続いてことしも「心のままアート展」に行ってきました。

うちの娘も通っている沼津特別支援学校のこどもたち(小学部~高等部)の作品展です。

会場はことしも沼津の千本プラザです。
「ボンド絵」によるオレンジ。It's so cool.

ことしはすべての作品を額装してあるので、ぐっと引き締まります。

ミロコマチコの描くどうぶつの目もステキですが、こちらの目もいいですねえ。
ビー玉を転がして描いたもの。未来の高速ジャンクションのよう。

(手前味噌ながら)3つめのはうちの娘の作品です。娘に筆を持たせても直線しか描かないことが多いですが、ビー玉を転がすという表現方法はすごく合っているようです。非常にネコに似た習性を持っているので(^_^)。

こちらは「障害理解と障害者雇用の推進・就労先の拡大」を目的としたマグネットステッカー。もちろん沼津特別支援学校の生徒によるイラストです。

どのイラストもすごくいいでしょう?わが家は下段中央にある赤い「メンダコ」に一目ぼれしてクルマに貼っています。

このTシャツなんてふつうに欲しいです。Tシャツはすぐ娘に引っ張られてダメになるので我慢しましたけど…。

「自閉症児には特別な才能がある」といったようなことを言われることがあります。「エジソンやアインシュタインは自閉症だったのではないか」という話や、自閉症のことが広く知られるきっかけとなった映画「レインマン」などの影響でしょう。つい最近だとドラマ「グッド・ドクター」もそうですね。

確かに、ひと口に自閉症と言っても実にさまざまなタイプがいるため、学問や研究、そして芸術などに特別な才能を発揮する子供たちもいます。

しかしそれはあくまでも「一部の子」であって、みんながみんな特別な才能に恵まれて研究者やアーティストになれるわけではありません。

でも、その自由な発想によって生まれたものが見る人の心を動かすことも事実。学問や芸術活動において彼ら・彼女らがこの「自由」を持っていることはひとつの才能と言っていいかも知れませんね。

障害があろうとなかろうと、こどもたちが、将来どんな分野のどんな小さなことであっても、生きがいを見つけられるように、まわりの人と笑顔で過ごせるように、いろんな可能性を探したい。それを見つけるチャンスをできるだけあげたい、そう願っています。

最高です。

この千本プラザでは今月27日に映画「みんなの学校」が上映されます。

お子さんをお持ちの方や教員の方、教員を目指す方だけでなく、誰の心にも響く「みんなの映画」だと思います。ハンカチ必携ですよ!