学童保育の今と昔

我が家には未就学児が2名おります。

そのうちの一人は来年の春に小学生に。

そこで、そろそろ考えなければいけないのが「学童保育」について。

そもそも学童保育とは?

厚生労働省のホームページには次のような説明がありました。

1.学童保育の目的・役割
共働き・一人親の小学生の放課後(土曜日、春・夏・冬休み等の学校休業中は一日)の、生活を継続的に保障することを通して、親の仕事と子育ての両立支援を保障すること。

2.学童保育は、年間278日、1650時間にも及ぶ家庭に代わる毎日の「生活の場」。成長期にある子どもたちに安全で安心な生活を保障することが学童保育の基本的な役割.

引用元:厚生労働省 学童保育とはどんな施設(事業)か

私が小学生だったうん十年前、まわりに学童保育を利用している人は皆無でした。(もしかしたら知らなかっただけかもしれませんが)

その当時から既にそういった施設はあったようなのですが、当時は専業主婦のお母さんが家にいる家庭が多かったので、あえて預けなくても子供面倒を見ることができた、というのが大きな理由としてあるのではないでしょうか。

ただ、時代は変わり多くの家庭が共働き世帯となっている今、子供を預かってくれる施設が必要な家庭は当時と比べ物にならないくらい増えているのではないでしょうか。我が家もそのうちの一つです。

横浜市の取り組み

私が住む横浜市では小学校施設を利用した「放課後キッズクラブ」という名の学童施設の運営が行われていて、子供が通う学校にその施設があれば希望者はだれもが利用することができます。(夕方以降は有料です)

実は最近まで、わが子が入学する予定の小学校にその施設がなかったのですが、とうとう昨年新設されたのです!これは保育園のパパママ仲間の間でもちょっとしたニュースになりました。

もし学校に学童施設がないと、学校よりもさらに遠い鉄道駅の近くまで行かないと学童施設がなかったため、この新設は大きいのです。

横浜市では平成31年までに全ての小学校(340校)での開設を目指しているということなので、ぜひ対応をしてほしいと思っています。

改めて当時のことを振り返ってみると・・・

そんなわけで、とりあえず子供を預けることができるため一安心しているのですが、ふと自分の子供のころはどう過ごしていたんだっけ?と考えはじめました。

私は仲のよい幼馴染が4人ほどおり、毎日家の近くのお寺や道路で遊んでいました。

春はつくしを拾い、夏はセミを捕まえて、秋はイチョウの葉っぱの上に寝転んで、冬は和尚さんと焼き芋です。

本当に一年中好き勝手して遊んでいましたが、常に近所の誰かが見守っていてくれたような気がします。悪いことをしたらちゃんと怒ってくれましたし。

改めて考えてみると、なんと恵まれた環境だったろうと思います。地域全体が学童保育のような役割を果たしてくれていたのです。できるなら自分の子供達にも同じような環境を与えてあげたいです。

あの環境がもう一度作れれば、学童保育自体も不要にできるかも・・・。

そんなことを考えていたら、あの当時お世話になった人たちに無性に会いたくなりました。


またいつか会えますよね・・!