写真が語る原爆の悲惨さ

8月は原爆についてのテレビ番組、ラジオ、写真展示会に触れる機会があることで、原爆に対する様々な思いが強くなります。今回は原爆写真のことを書こうと思います。

「原爆と人間展」

私の住む町では、毎年この時期に図書館で「原爆写真展」が開かれます。今年は下記の内容で写真のパネル展示が行われました。

○「原爆と人間展」
期間:7月29日(土)~8月6日(日)
場所:掛川中央図書館
主催:原水爆禁止掛川市協議会
料金:無料

地元の図書館で毎年開催される「原爆と人間展」

原爆写真展では、広島と長崎の原爆だけでなく、水爆のこと、戦後の核兵器開発の歴史、被爆者の訴えなど、パネルで戦争の悲惨さ、原爆の脅威、平和への願いを写真と言葉で伝えていました。

1時間で、10人ほどが来展していました。来場者の中には子供連れ親子もいました。写真の説明文を幼稚園くらいの子供に1つ1つ読み聞かせていました。小さい子供もお父さんの言葉に耳を傾けている様子でした。

初めて原爆の写真を見る人にとっては衝撃的な写真もたくさんありました。2歳の娘は「恐い!」とおびえていました。写真だけでなく絵もありましたが、どれも血と炎の真っ赤な色に強烈なインパクトを受けます。

死の灰で遊んだ子供たちというパネルも印象的でした。ものすごい光と音のあと、雪のような白い粉が降ってきて子どもたちは粉を体にこすりつけて遊んで被爆し、髪の毛が抜け始め皮膚がただれやけどの傷もひどくなったというものでした。放射能の恐ろしさをあらためて感じました。

被爆体験を聴いた子供たちの作文の一節にこういった言葉がありました。
「核兵器つくるのも人間」
「その核兵器使うのも人間」
「それをやめさせるのも人間」
「被爆者の訴えをわたしは未来にはこびます」

7月に国連で核兵器禁止条約が採択されました。この条約は核兵器の開発、実験、製造、備蓄、移譲、使用および威嚇としての使用を幅広く禁止、またその廃絶が盛り込まれました。長年にわたり核なき世界を被爆者が訴え続けた結果が、世界を動かしたのだと思います。

全国各地で行われている「原爆と人間展」

この展示会は今年で16回目とのこと。今まで意識していませんでしたが、こんな身近に活動している団体があったことに驚きました。被爆地から離れた場所でも、全国に身近で核兵器廃絶の活動をしている団体があるようです。

この写真展は毎年、全国各地で行われています。静岡県内ではこれから下記の場所で開催されるようです(もしかしたら他にもこれから開催されるところがあるかもしれません)。

○「原爆と人間」パネル展
場所:沼津市立図書館4階展示ケース
期間:平成29年8月23日(水)~平成29年8月29日(火)
会館:9:30
休館:月曜日
料金:無料

沼津市立図書館

いま北朝鮮の核脅威、核兵器禁止条約の採択など、核兵器に対する世間の関心が高まっています。ぜひ写真展に立ち寄って核兵器、戦争と平和について考えてみてもらえたらと思います。