わたしは陸前高田の大石の祭り組に「はまらせて」頂いたおかげで、大石地域の多くの方と知り合わせていただきました。大石の人たちにとって県道大町線は、小学校への通学路であり、同時に道草の道でもあったそうです(大町線どころか神社を越えて行ったり、帰り道では酔仙であれこれしたり)。そんなお話しを伺いながら、まったくのよそ者であるわたし自身まで、大石の人たち、高田の人たちと一緒に遊んでいたかのような、毎夜そんな夢を見ることがしばしばです。
陸前高田の方々が皆さんとてもやさしくしてくださるから、そんな夢を見ることが多いのだと思います。
皆さんがこころの中におさめられていらっしゃるお気持ちを、すべて受け止めることなど到底できることではありませんが、明日への動きを幾分なりともお手伝いさせていただければ幸いと願っております。