高校野球も今週末でアウトオブシーズンに突入します。
『アウトオブシーズン？』。聞きなれない言葉だと思いますが、プロ野球でいう『シーズンオフ』のことです。高校野球ではこう呼んだりします。
アウトオブシーズンは12月1日から翌年の3月7日まで。
この期間はいかなる場合でも、他校との合同練習、練習試合を行うことはできません。
試合ができないこの期間、どう過ごすかによって来春のチームは大きく変わってくるんです。
この時期こそが球児たちにとって一番大事な時期と言っても過言ではないでしょう。
春になると、『え！あのチームがこんなに強くなったのか！』とか驚かされることが毎年たびたびです^^
球児たちはこの冬、1メートルでも多く走り、1回でも多くバットを振ってほしいですね。
秋季大会後も各地で熱戦
秋季大会が終わって春まで公式戦はない球児たちは、毎週のように練習試合を行います。公式戦ではありませんが、毎年各地で公式戦さながら、いろいろな大会が繰り広げられます。
まずSリーグ。今年で2回目になります。『全国で勝てるチームを』という目標のもと、作られた大会です。主催者は常葉菊川の森下監督。全国を知っている名将ですね。昨年行われた第1回大会は日大三島が優勝しました。
出場校は昨年と少し変わりました。
第2回は5チーム＋オープン参加3チームの8チームで行われました。
優勝は常葉菊川でした。
秋季大会で準優勝して東海大会に出場した日大三島とは県大会で対戦、3-6で敗れましたが、その借りを見事返しました。
このSリーグでも常葉菊川の『ちいさな巨人』栗原健くんがホームランを打ちました。これで高校通算34本目。すごいですね～^^
静岡市でも17チームによる大会
第12回静岡市高等学校野球大会。出場校は静岡市のチームのみで17校。
静岡市の学校のみとはいえ、静高はじめ、静岡商、常葉橘、東海大翔洋、駿河総合など錚々たるメンバーで行われました。
優勝 静岡高校
準優勝 常葉橘
3位 東海大静岡翔洋
静岡東
※3位決定戦は雨天中止
決勝 静岡 5-1 常葉橘
準決勝 静岡 2-0 静岡東
3回戦 静岡 10-0 清水桜ヶ丘
2回戦 静岡 8-3 静岡学園
どのチームにもチャンスあり
今年の静岡県の高校野球は、昨年の静高のような飛び抜けた存在はいません。
私が見る限りですが、『ここが少しだけ抜けてる』というところもないような気がします。
ということは、どのチームにもチャンスがあるということですね。
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過去の甲子園伝説の試合から最近のものまでいろいろ。地方大会は静岡県の大会を中心に書いています。