待ちに待った日がもうすぐやってきます。石巻の地域新聞「石巻日日新聞」にも大きく記事&広告が掲載されていました!
新たに仙石東北ラインも登場
いよいよ今週末5月30日(土曜日)、JR仙石線が全線運転再開。代行バスの乗り換えなしで仙台から石巻まで乗車できるようになります! 仙石線の再開に合わせて、仙台から東北本線経由で仙石線に乗り入れる「仙石東北ライン」も登場します。こちらは速い~!
昔から、東北本線と仙石線が接近して走っていた松島付近の区間に乗り入れ用の線路を整備して、2つの路線をつなぐ形で新規開業するのが仙石東北ライン。最短で石巻・仙台間を52分で結びます。震災前の最速列車が1時間3分程度だったのでかなりの短縮。もちろん、松島海岸駅から矢本駅まで代行バスで接続していたこれまに比べると、通勤・通学がよりスムーズに。石巻方面への旅行も便利になりますね♪
石巻方面へ旅する際の変更点はこちら!
5月30日の仙石線再開を機に、快速・特別快速ご利用時の仙台駅でのホームが変更になります。石巻・仙台間の快速・特別快速は仙石東北ラインのみなので、速い列車をご利用の際は、仙台駅での乗り換えは地上ホームの東北本線ホームです。
仙石東北ラインと仙石線が合流する高城町駅までの区間(多賀城、本塩釜、松島海岸などを含む)をご利用の際は、これまで同様に仙石線の地下ホームでの乗り換えですので、くれぐれもご注意を。
速い列車は東北本線の地上ホーム、のんびり鈍行の旅なら地下の仙石線ホームとお考え下さい。ただし、快速・特別快速はだいたい1時間に1本程度(1日に上り・下り各14本)の運転なので、時刻表をご確認くださいね。
仙台・石巻間を各駅停車で結ぶ仙石線は1日に19本が運転されるそうですよ。
震災後、新たに付け替えられた区間も必見
仙石線の高城町から陸前小野にかけての区間は東日本大震災の津波で大きな被害を受けた後、復旧した路線です。そのうち陸前大塚から陸前小野までは線路や駅舎などの施設が流出するなど、甚大な被害を受けたため、今回の再開にあたっては、約500mほども山側に線路を移して再開しています。
東名駅・野蒜駅は新設された線路に駅舎も新たに作られています。付近は復興のための再開発で新しい町づくりが進められることになっています。震災からの復活と発展が身近に感じられる路線&駅になることが大いに期待されています。
新車両登場に秘められた物語
今回の仙石東北ラインにはディーゼルハイブリッドシステムの新車両「HB-E210系」が投入されることになっています。乗り鉄、撮り鉄の皆さんにはたまりませんねえ。されども、そうじゃない皆さんにも「仙石東北ライン」の歴史や新車両投入の経緯は驚きいっぱいの新事実が満載なのです。というじょことで、そちらの件に関しては、下記のページをぜひご覧ください♪
まあなんと、開業当時からライバル関係だったからこその新車両投入だったというわけです。でもなにはともあれ、石巻と仙台の間がより短時間で結ばれるのはとってもありがたいこと。というか、まずはその列車にぜひとも乗車したいと思う次第なのであります。(あれ、変だなあ、いつの間にか魚クン口調になっている…)
だけど仙台駅から乗り換えて、最短52分で石巻に到着しちゃうなんて、リーガルシューズのひろ●さんまで56分、立町商店街の佐藤兄弟商店まで59分、日和キッチンまででも同じく59分くらい、ちょっと真面目なお方々が石巻2.0を訪ねるにしても1時間3分くらいかな。とにかく石巻が近くなるのです!
外から石巻を訪ねるたくさんの「石巻ファン」はもちろんのこと、石巻や仙石線沿線の人たちにとっても5月30日は記念すべき大切な日!
石巻市内のたくさんの場所でイベント開催が予定されているそうです。駅周辺はおろか昔ながらの商店街でも意外な催しが目白押しとか。詳しい情報はぜひとも、石巻エリアの地元紙「石巻日々新聞」で!
在来線の1~6番線が東北本線のホームです。ホームは駅の表示でご確認を!