【東海大会】返り討ちかリベンジか。野球の神様は再び2校を巡り合わせた ～高校野球春季東海大会始まる！

いよいよ今週22日、金曜日からは東海大会です！
1つ残念なのは平日の金曜日からってとこですね。。。^^;

私の野球観戦は23日の土曜日からになりそうです。
この東海大会にはセンバツベスト8の県岐阜商も準々決勝で岐阜工業に7-9で敗れてしまったので出場しません。先週に県岐阜商の高橋純平くんを間近で見て、このピッチングを東海大会で見られないのは残念だなぁ～としみじみ思いました。。。

静岡県には『打倒静高』を目標に掲げているチームがとても多いんです。
日大三島の小澤怜史くんは、試合後のインタビューでもかなり静高を意識したコメントを毎回言っています。5/1のスポパラでも『打倒静高』って言ってましたね。

静岡県内のチームは静高を倒さない限り甲子園への道はありません。しかしながら今の県内のチームは静高を倒すどころか互角に戦えるチームすらないと私は思っています。それほど今の静高は強いのです。秋に新チームになって以来、静高は静岡県のチームに負けていません。練習試合まではわかりませんが追い詰めたチームもおそらくないのではないでしょうか。

そんな静高の強さを『圧倒的な打力』と言う人も私のまわりでは少なくありません。

しかし、私は静高の強さは『機動力』にあると思っています。

もちろん足が速い選手が揃っていることもありますが、私は静高の試合を見ていていつも感心するのが『常に次の塁を狙う気持ち』です。
当たり前のことかもしれません。しかし試合を見ていると、これは他の高校とはまったく比べものにならないほど違うものです。

盗塁はもちろんのこと、相手チームがちょっとハンブルした、送球が逸れた、中継が乱れた、クッションボールを誤った、ベースカバーが遅れた、、、これらを一切見逃しません。常に1つのボールから目を離さず野球に集中している証拠です。

機動力はバッティングと違ってスランプというものがありません。
それに一瞬の判断が要求される『走塁』というものは、なかなか身につくものでもないんですよね。

これこそが静高の強さだと私は思っています。

私がこの東海大会で注目している試合は大会初日5/22草薙第1試合の静高対土岐商です。ご存知の方も多いかもしれませんが、この対戦は新チームになってから公式戦で2度目になります。

昨年秋の東海大会2回戦で両校は戦っています。

静岡 304 101 2 | 11
土岐商 020 000 1 | 3
※7回コールド

これはただの7回コールドゲームではありません。
静高は3回に3番内山くん、4番堀内くん、5番安本くんが3者連続のホームランが飛び出しました！
私の記憶では高校野球で3者連続のホームランは聞いたことがありません。しかも4回に安本くんは2打席連続のホームランを打っています。

土岐商も1回戦で愛知2位の愛工大名電をサヨナラ勝ちで破ったチーム。自信を持って静高戦に臨んだと思います。それをここまでやっつけるんだからすごいですね。敗れた土岐商、とてつもなく悔しい思いをしたことでしょう。

そして岐阜県大会を2位で東海大会出場を決めた土岐商。東海大会の初戦で戦う相手が静高に決まったときはどんな思いだったでしょう。

県外のチームとなればなかなか対戦する機会もありません。
もしかしたら土岐商にとって静高にリベンジできるチャンスはこれが最後かもしれません。岐阜県で1位だったら対戦しなかったかもしれません。何か運命めいたものを感じます。野球の神様のいたずらかもしれませんね^^

果たして静高がリベンジに燃える土岐商を返り討ちにするのか、とても楽しみな一戦ですね。

■高校野球
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