東松島の若き海苔漁師・三浦正洋さんが品評会で一等賞

ばんざーい!
知らせを聞いて思わず万歳三唱してしまいました。このページでもご紹介した宮城県東松島・大曲浜で海苔漁師を営む三浦正洋さんが、第六十七回奉献乾海苔品評会で一等賞を受賞されました。

まずは、受賞された三浦さんのコメントを引用させて頂きます。

「皇室献上の浜」復活へ

第六十七回奉献乾海苔品評会審査会が1月6日に行われました。
今年から親父の名前から、私の名前で品評会の乾海苔を提出しました。

結果は、壱等賞という賞を頂きました。
しかし、この結果は、私一人の力というよりは、大曲浜水産のひとりひとりが頂いた賞だと考えております。

今の私では、まだまだ力不足です。
なので、私が今やるべき事、海苔養殖の知識、技術を高めていき、また海苔養殖の先輩方々からも、知識経験を学びながら、自分の海苔養殖を作っていきます。
そして、親から一つ一つ承けついでいき、世代交代していきます。

今回の品評会が私の世代交代の第一歩だと考えて、この結果に満足説、日々精進していきます。

引用元:三浦正洋さんのコメント

三浦さんは震災後、それまで勤めていた会社をやめ、2013年4月から海苔漁師の道にはいられました。お父さんが海苔漁師とはいえ、それまでの仕事とはまったく縁のないゼロからの再出発でした。そのきっかけとなったは、家業である海苔養殖が津波によって壊滅的な被害を受けたこと。海苔養殖の再開は、三浦さんにとっても、大曲浜の海苔漁師の皆さんにとって、大きな決断の上での再出発だったのです。

だからこそ、なおさらに今回三浦さんが受賞されたことは、たいへんに嬉しいのです。

以前、このページで紹介させて頂いた三浦さんの記事は、たいへん多くの人たちに読んでもらいました。三浦さんを知るたくさんの人たちとともに、今回の受賞を喜びたいと思います。

三浦さん、ほんとうにおめでとうございます。これからも、がんぱっぺ!

三浦正洋さん(2013年夏)

potaru.com

三浦さんと言えば、海苔漁師であるとともに、大曲浜獅子舞保存会の中心メンバーのひとりとしても活躍中。海苔養殖も獅子舞も獅子奮迅のご活躍を!