息子へ。東北からの手紙(2014年6月11日)

今日は11日。あれから3年3カ月

祈るしかできないから、祈ります。

伊豆は雨の11日でした

あれから3年の時間が流れ、さらに3カ月がたった日。ブログやフェイスブックにはたくさんのコメントが上げられていた。

自分のことみたいにうれしかったひとつがこの記事。がんばろう石巻の会さんの記事。

6月7日(土)に縁あって、石巻日日こども新聞の皆さんと、ど根性ひまわりの種の選別から種まきまで一緒にさせて頂きました。
皆さん、種に愛情を持って一粒づつポットの土に赤ちゃんを寝かせる様に100株分の種まきして頂きました。ありがとうございます。
とても、真剣に楽しく終了することができました。
この後、ある程度育ったタイミングでがんばろう!石巻看板の花壇に植えたいと思います。楽しみです。

引用元:がんばろう石巻の会 | Facebook

制限区域になった石巻市の門脇地区に、震災のちょうど1カ月後に立てられた「がんばろう!石巻」の看板を中心に活動を続ける人たちと、震災直後の「壁新聞」で知られる石巻日々新聞が始めた「石巻日日こども新聞」の小さな記者たちのコラボ。

大人である自分たちの責務を思いつつ、未来への橋を架けて行く。

そういうことなんだと、思った。

もうひとつ、伝えておきたいと思ったのは、おまえが熱烈なファンになったパンを焼いてくれた日和キッチンのシェフの言葉だ。

私頑張ってるよー!頑張ってるかな?

引用元:日和キッチンのシェフ、高橋さんの言葉

いただき物の苺をバルサミコでソルベにしてクロテットクリームを添えた一皿の写真に添えられていた。

一言に込められたもの、お前なら理解できるよね。あのパンの味に通じるものだと。

また行かなきゃね。食べるだけじゃなくて、お話しもしに。