1日目 5月31日(土)
家族で行く東北めぐり1日目。いよいよ出発です!
新幹線で仙台へ向かいます。
1歳4か月の息子にとって新幹線は初めての体験。比較的いい子にしてくれて(すぐに寝てくれて)無事お昼前に仙台に到着。ホテルに大きな荷物を先に預け、コボスタ宮城STADIUMへ。東北楽天ゴールデンイーグルス対広島カープの試合を観戦です。息子は初めてのプロ野球観戦!真っ赤な格好をして、ともにカープを応援します。
試合は一進一退の攻防が9回まで続き、9回裏、楽天の主砲、アンドリュー・ジョーンズ選手のホームランで楽天が劇的勝利を収めました!楽天ファンの方には最高の試合だったに違いありません・・・。
そんな白熱した試合が目の前で繰り広げられる中、うちの息子は階段をのぼったりおりたりをひたすら繰り返しておりました。最近ブームなようです。楽天ファンの方々からも「トレーニングしてるの?」や、「がんばれがんばれ!」といった声援が息子に向けられ、そこの空間だけ違うイベントが行われている感じに・・・。みなさん優しくしてくれてありがとうございました。
試合後はグラウンドに入ることができるイベントがあり、もちろん参加したのですが、待っている間に息子は夢の中へ。とりあえず写真をパチリ。
試合後は仙台駅近くへ戻り、「牛たん おやま」で特上牛タン定食をいただきました。ぶ厚いのに柔らかくて、おいしかった~。その後ホテルで早めに消灯し。明日へ備えます。
2日目 6月1日(日)
この日は石巻、女川の順に立ち寄り、気仙沼へ向かいます。
仙台からレンタカーで石巻へ。石巻に入り、道の駅「上品(じょうぼん)の郷」で一休みです。
ずんだもち、ずんだアイスとともに購入したモサガン。自然薯の蒸しパンなのですが、このしっとりもちもちした食感を息子がえらく気に入り、ほとんど食べてしまいました。もう少し買えばよかったと後悔です。
道の駅を後にし、日和山、「がんばろう!石巻」の看板の順にまわります。去年も来たこの場所。家族も是非連れてきたいと思い再び参りました。「がんばろう!石巻」の看板には我々以外も何組かグループが来ており、津波の最高到達地点を示すポールを見上げ、言葉を失っている様子でした。
看板を離れ、次は女川で腹ごしらえ。お目当ては「おかせい」の「特選女川丼」。
新鮮な海の幸がこれでもかというくらい乗っかってます(一部器からはみ出てます!)。一つ一つのネタが大きく、すごいボリュームですがあっという間に平らげてしまいました。前世は猫だったんじゃないかと思うくらい魚が好きな妻も大喜び。旦那の株が上がった瞬間です。
おかせいで昼食及び「リアスの詩(さんまの昆布巻き)」を購入した後は、雄勝のおがつ店こ屋街でお買い物をし、大川小学校跡地をまわりました。
北上川の川沿いにある大川小学校跡地はこの日も風が強く、砂埃が舞い上がっていました。敷地の奥に建てられた慰霊碑に刻まれた、10歳にも満たない子供たちの名前を目にした時の悲しさは一年前と全く変わりません。家族全員で祈りを捧げます。
大川小学校跡地を出発後、一気に気仙沼へ向かいます。
この日は気仙沼で一泊です。
ホテルの夕食でいただいたカニとフカヒレがえらく気にいった様子の息子。
妻の分の7割を食べてしまいました。(私はさっさと自分の分を食べてしまったため、今もぽそっとグチを言われます・・・・。そろそろ許してください)
3日目 6月2日(月)
この日は早起きをして気仙沼魚市場へ見学です。
ホテルから魚市場への道中、ほやぼーやの写真を撮りつつのんびり向かいます。
魚市場は見学用デッキが設けられており、大きな魚を見て息子も大興奮!サメやマグロやカジキなどがずらりと並ぶ様子は圧巻の一言です。見学をしている人の中に、宮崎県から来ている水産高校の学生さんがいて、みなさわやかにあいさつをしてくれました。息子もお辞儀でお返しです。
魚市場からホテルへ帰る途中、震災の起きた2時46分で止まった時計がかかっているガソリンスタンドを見かけました。ここ気仙沼も震災で大きな被害が出た地域です。魚市場の活気に満ち溢れていた様子を思い出し、自分も負けないように頑張らなければ!と言い聞かせました。
ホテルを出発し、北上して陸前高田へ。道中、ナビで表示された橋がないなどで、距離の割に時間がかかってしまいましたが、1時間ほどで奇跡の一本松に到着です。
震災以来多くの人に勇気を与えてきたこの松。この日もひっきりなしに人が訪れ、そして訪れた方たちに勇気を与え続けてくれています。陸前高田の復興していく様子を見守っていてくれるのではないでしょうか。