以前、ぽたるページで紹介した東北の観光地、名産品などについて、その後の新しい情報をご紹介します。
蔵王のアイスモンスター、20年ぶりの巨大さ
蔵王の樹氷が、近年にまれを見ない大きさに成長しているとのことです。
蔵王の樹氷は、アイスモンスターとも呼ばれ、常緑針葉樹のアオモリトドマツが着氷と雪片に覆われて巨大な塊となったものです。
なんでも、今年は寒気が強く、雪の量も多いために「最近20年では一番の大きさ」なのだとか。下記、読売新聞の記事です。
山形市の蔵王で、水滴や雪が樹木の枝などに氷結してできる「樹氷」が大きく育ち、スキーヤーらを楽しませている。
(中略)
蔵王温泉観光協会によると、今冬は寒気が強く雪も多いといい、「最近20年では一番の大きさ」。ロープウエーの「地蔵山頂駅」付近では、夜間のライトアップも行われている。同協会は「冬の風物詩を多くの人に楽しんでほしい」とPRしている。
今年のアイスモンスターは、例年よりも1ケ月早い、1月下旬にピークの大きさに達したそうです。その高さはなんと10m以上。マンションの高さに換算するとだいたい3階以上になります。
高さ10m以上の巨大な雪の柱が立ち並ぶ光景、見てみたいものですね!
今月いっぱい見れるそうです!
蔵王の樹氷
「わんぱくひろば」を無料開放 ~いわき・ら・ら・ミュウ~
いわき市の観光物産センター「いわき・ら・ら・ミュウ」内にある屋内遊び場「わんぱくひろば みゅうみゅう」が、1月からの約半年間、毎月21日に無料開放されるそうです。
いわき・ら・ら・ミュウは21日、いわき市の同施設屋内遊び場「わんぱくひろば みゅうみゅう」を無料開放、子どもたちが元気に遊んだ。広島県福山市でスーパー店舗運営などを手掛ける「なかやま牧場」(増成幸子社長)から、「福島の子どもたちを元気にするために、支援金を活用してほしい」と申し出があり、無料開放が実現した。
今後約半年間、毎月21日を無料開放日とする(21日が土、日曜、祝日の場合は前後どちらかの平日)。通常利用料金は、1人100円。問い合わせは同施設(電話0246・92・3701)へ。
記事にも記載されていますが、今回の無料開放は、広島県福山市の企業による復興支援だそうです。
「いわき・ら・ら・ミュウ」は「わんぱく ひろば みゅうみゅう」のほかに、お土産や飲食店、観光遊覧船(※)などが一緒になった集合施設です。その他、各種展示もあり、現在は3月31日までの期間限定で「いわきの東日本大震災展」の展示も行われています。
■「わんぱくひろば みゅうみゅう」施設情報
【住所】福島県いわき市小名浜字辰巳町43-1
【営業時間】10:00~18:00
【定休日】全館休館日
平成26年の定休日は下記の通りです。
2月5日(水)/3月12日(水)/4月9日(水)/5月14日(水)
6月11日(水)/7月9日(水)/9月3日(水)/9月4日(木)
10月8日(水)/12月3日(水)
(※)観光遊覧船は、船の定期検査のために、1/15(水)~2/5(水)の期間は運休とのことです。
いわき・ら・ら・ミュウ
南三陸町のリーズナブルな「ふかひれラーメン」
以前、紹介した気仙沼のフカヒレ。南三陸町にもリーズナブルな「ふかひれラーメン」を提供しているお店があるようです。お店の名前は「金のサメ(津の宮 大自然塾)」。南三陸町の戸倉にあり、目の前には美しい志津川湾が広がっています。
気になる「ふかひれラーメン」のお値段はなんと、1,200円。店のご主人は、元漁師だったそうですが、震災で船を失い、2012年4月から飲食店「金のサメ(津の宮 大自然塾)」を始めたとのことです。
ご主人の貴重な体験話を聞きながら、ランチが食べられる語り部プログラム「元漁師による舟語りと浜料理」も行っているそうです。
■「金のサメ(津の宮 大自然塾)」お店情報
【住所】宮城県本吉郡南三陸町戸倉字津の宮23-2
【営業時間】11:00~17:00
【定休日】不定休
金のサメ(津の宮 大自然塾)
Text:sKenji