サッカーの魅力を語る上で欠かせないアイテムの1つとしてユニフォームの存在が挙げられます。特に世界各国の代表チームのユニフォームは、その国を特徴づける個性的なデザインが揃います。このシリーズでは日本代表の歴代のユニフォームを紹介したいと思います。
【1992年・限定モデル】‐コンセプトイメージ
初の外国人監督ハンス・オフトの就任と共にユニフォームも青に戻されました。わずか3ヶ月の着用でしたが、92年ダイナスティカップで韓国を破って優勝を果たすなど後の日本代表の躍進を予感させるモデルとなりました。
92年11月のアジア大会から着用された『ドーハモデル』の基盤となったモデルだと思います。背番号のフォントやカラー、斜めに伸びた斜線など、後の『ドーハモデル』に受け継がれるデザイン性を感じさせます。
日本代表はやっぱり青!?
日本代表といえば青!というイメージが浮かびます!今でこそ日本代表のカラーは青に統一されていますが、88~91年は赤を基調としたユニフォームが採用されていました。しかし、91年に着用された赤モデルはバルセロナ五輪予選で惨敗し、全くといっていいほど成績を残せず、メインカラーを青に戻したのです。
そもそも赤をメインカラーにしているのはお隣の韓国。永遠のライバルである両国が赤というはどうもしっくりきません。。。プロ野球で例えるなら広島と中日の両ユニフォームが赤になるくらい違和感を覚えます。これ以降、日本代表が青にカラーを戻したのも必然的だったように思えます。
逆に赤モデルで日本代表が躍進していたら、今でもユニフォームは赤だったのでしょうか?そして今後、『結束の1本線モデル』で結果を残したら1本線モデルは次回のブラジルW杯でも生き残るのでしょうか?