粟島の郷土料理として有名なもののひとつに、「わっぱ煮」というものがあります。
粟島の存在を知って以来、一度は食べたいなと思っていたのですが、ついにこの「島びらき」で食べることができそうです。
わっぱ煮会場は盛り上がっていました!
粟島名物「わっぱ煮」
わっぱ煮とは!
わっぱと呼ばれる器に、島で獲れるその季節の魚と自家製のみそ、お湯を入れ、最後にアツアツに熱した焼け石をぶち込んで完成させる豪快~~~な島料理!ボコボコ沸騰した状態で完成です。
いやぁ、これを一度見てみたかったんですよ。はい。
焼石を投入してボコボコボコ!
っていうのが、なぜかワクワクしてしまうんです。
余談ですが、幼少の頃、水にドライアイスを投入してボコボコさせるのも好きでした。
島のオジサマがたが手際よく火を起こし、調理を進めます。昔から続く郷土料理とあってか、さすがに手慣れたものです。
ちなみに粟島の男性陣はほとんどが漁師。
「今朝網に掛かった魚だよ」
とのことです。何気ない話ですけど、こういう贅沢が当たり前ってスゴくないですか?
ふだん、わっぱ煮は島内各民宿にて840円(一律料金)で食べられるそうですが、この島びらきイベント内では600円らしいです。ありがたや。
焼けた石はさっと水にくぐらせ、そのままわっぱの中へ。
「おぉー!」
という声が上がります!(うーん、ちょっとやってみたい・・・)
この日の粟島はそこそこ寒かったこともあり、魚の旨味が溶け込んだアツアツのわっぱ煮が身体にジワーです。ジワー。
それと見た目が楽しいだけでなく、中の魚がまたうまー!
ちなみに、切り身も一食としては十分な量が入っていたので満足でした!
わっぱ煮のお供には自家製みそ焼きおにぎりとわかめっコ。
いやー、特にこのわかめっコ(わかめコロッケ)は
「コロッケにわかめ?」
と警戒したものの、まー旨いのなんの!粟島で採れるわかめの風味もさることながら、コリコリした茎わかめの食感もたまりません。ソースなしでも十分で、思わず作り方を聞いてしまいましたよ。。
(このあと、もう一度食べようと思ったときにはすっかり売り切れ・・・。)
(つづく)
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