島を訪れたら必ず高いところへ
世界遺産登録前の小笠原諸島・父島(東京)にて。(2008年頃)
写真は小笠原諸島・父島の傘山と中央山の間あたりにある崖からの景色です。300m前後の山で、歩き始めて2時間程度でたどり着きました。 島の「山から眺める海」という景色はちょっとオススメです。島を訪れたら必ず高いところへ登って頂きたいものです。
何と言っても山から水平線まで見渡せるのが島ならでは!行き交う船とか、天気の変わり目とか、島によってはクジラなんかも見れたりして、なかなかの演出家なのです。
礼文島(北海道)のトレッキングコースより
神津島(東京)天上山の山頂付近。海まで見渡せる。
本州にある本格的な山々と比較すれば、島の標高なんてほとんどが取るに足らない高さです。それでいて、味わい深い景色を見せてくれるからたまりません。全体的に初心者に優しく、日帰りで登山が可能な点が良いですね。
気軽に登れることからか、女性や子供の登山客が多いのも印象的です。カップルや家族連れも良く見かけます。このテの方々は、男性側が女性や子供の荷物を持ってあげるというパターンが多く、そのせいか男性の方が疲れているという微笑ましい光景も。 また、海が見えると、自分がどこから登ってきたかわかるんです。いくら島の標高は高くないと言えど、結構な高さを感じるはず。いやぁ、なかなかの爽快感です。そして、適度に疲れた身体でおにぎりでも頬張れば、これがまた最高にうまいんです。
神島(三重)。標高が低いとはいえ、急な箇所も多く、意外ときつい。